桃色の指先と翡翠の憂鬱 37

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佐｢さなぴーはどうする？｣

真｢明日は渡辺さんと撮影だよ｣

阿｢しょっぴーと？｣

真｢うん。俺がギターで、渡辺さんの歌に合わせて動画撮るから｣

川｢宮舘さんもですよね？｣

佐｢国王も？｣

真｢来れたらって言ってたけどね｣

阿｢舘様、相変わらず忙しいんだね｣

川｢カフェのことを考え過ぎたって言ってました。カフェなのに、レストランになってるって｣

佐｢国王は手を抜けないからね｣

真｢いつも自分に厳しいですよね｣

阿｢ね。周りには優しいのに、自分は追い込んじゃうんだよな｣



佐｢あ。のえちゃん魔法の国って言ったよね？寝なくちゃだよ｣

川｢うん。でも、飲みたりないんだもん｣

阿｢如恵留、その拗ね方可愛い｣

佐｢じゃぁ、俺が行こうか？｣

川｢2人でなら良いけど、僕は徹夜してでも魔法の国は行くよ｣

真｢今年は皆勤賞ですか？｣

川｢うん。でも、ビルが完成した時無理そうだから、佐久間にお願いするね｣

佐｢うん。いいよ｣

阿｢さなぴーの分は、俺たちで見立ててもいい？｣

真｢はい。ありがとう｣

川｢希望はある？｣

佐｢さなぴーこう見えて派手好きだからね｣

真｢さっくん｣

阿｢そうなんだ。派手なのにしちゃう？｣

川｢明日決めましょう｣


川島先生はワインをおかわりして飲んでる。

アイスを口に入れた時は幸せそう。

佐｢のえちゃん美味しい？｣

川｢美味しい｣

真｢明日、お礼にとーまさん呼びません？｣

阿｢そうだね、今日のあの場所は斗真さんのおかけだし｣

佐｢さなぴー偉い｣

川｢連絡しておくよ｣

阿｢でも、明日日曜日なのに、仕事していいの？｣

佐｢夕ご飯に花火は仕事じゃないよ｣

川｢斗真はフレックスで働いているので、きっちり別の日に半休取りますよ｣

佐｢それのえパパ言ってた。その働き方いいよねー｣

真｢さっくんは無理だよ｣

阿｢こいつ、アニメをリアタイしたいだけ｣

真｢さっくん、アニメ中心に予定組むよね｣

佐｢さなぴー、ナイス！これからアニメだ｣

佐久間が先に部屋に戻ってしまった。

真｢俺もさっくんと見てきます｣

真田くんがアイスのゴミを持って、中に入ってしまった。



阿｢如恵留どうする？｣

川｢まだ飲みます｣

阿｢俺は星を見るよ｣


バルコニーに寝転んで、星空を見上げた。

今日はひーくんの雨男に9体のてるてる坊主が勝ったな。

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