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アプリの通知音。
キスを止めて、2人で微笑み合う。
時間切れ…。
阿「川島先生、角生えてるかな？」
佐「んー、のえちゃん読めないからなー」
阿「俺は読める？」
佐「バリバリ！」
そんな俺はわかりやすいか…。川島先生の心ってどうやって蓋をしているんだろう…。新たな疑問が生まれて、また思考の旅に出そうになる。
佐「あべちゃん、のえちゃんの心をのぞこうとしてる？」
もう、お前はエスパーか！
川「佐久間、僕がなに？」
やばいって2人で振り返った…。
阿佐「おかえり」
川「ただいまです」
佐久間が川島先生に駆け寄ってほっぺにキス。
何度もして川島先生がもういいよって笑顔になった。
佐久間、上手い。角まで取れたよ…。
川「作るから待っててねー」
川島先生の語尾が伸びてる…。
佐久間を見るとドヤ顔…。
あまりにも自慢げだから、思わず吹いた…。
川「阿部先生、良いことあった？」
阿「えっ、はい」
川「あとで教えてね」
慌てる俺を見て佐久間が無言でお腹を押さえて笑ってる。
川島先生の作ってくれたお昼ご飯は煮込みうどん。
病み上がりの佐久間のためだ。
佐久間の分は短く切ってあって、あーんで食べさせやすかった。
川島先生は良い嫁にも良いお母さんにも慣れそう…。
川「静かにしてた？」
佐「もち」
阿「2人でアニメ見てました」
川島先生の角は回避出来た。
お昼ご飯の後もソファでアニメ鑑賞。
俺に膝枕されて、佐久間はうとうと眠り、見たくて起きるの繰り返し。頭を撫でながら、また1人でしんみりする…。
川「佐久間、そろそろ送るね」
佐「やだ、今日も泊まる！」
阿「佐久間、明日は学校だよ？」
佐「熱下がるの早すぎた…」
川「泊まっても良いけど、弟くんが熱なの知ってた？」
佐「え…そうなの？」
阿「だから、佐久間はうちに来たの」
川「良くなったってお母様から聞いてるけど、佐久間は心配じゃないの？」
佐「ま、あいつ俺がいないと寂しがるからなー。帰ってやるかー」
佐久間はやっぱり帰っちゃうんだ…。
川島先生と目が合う。
今度は川島先生にも心読まれたのね…。
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雲外桃天(プロフ) - ryolinzuさんコメントありがとうございます。何度でもどうぞです。感想聞けるのが嬉しいです。甘々7割を目指してます。ゆり組さんあまり書けなかった。赤さん料理してるので。そのうちにk先生の家に料理しに来るはずです。またフラグ立てた...。いつも感謝です。 (2020年7月9日 15時) (
レス) id: f51f04739e (このIDを非表示/違反報告)
ryolinzu(プロフ) - しまった。先走ってしまった。まだまだ2人の甘々ターンですよね？でも、ゆり組リアルも楽しみなんで、どうかお願いします！ (2020年7月9日 14時) (レス) id: cd12b45917 (このIDを非表示/違反報告)
ryolinzu(プロフ) - ゲーム内とリアルが交差して、どんどん交じり合っていく感じ。今回も素敵だったなぁ。読む度に、ますますハマっていってしまいます。コメント書きすぎかなと思っていますが、書かずにはいられず・・・。すみません。次回はゆり組なんですね。楽しみです！ (2020年7月9日 14時) (レス) id: cd12b45917 (このIDを非表示/違反報告)
雲外桃天(プロフ) - ryolinzuさん» ryolinzuさんいつもコメントありがとうございます。最初から？！長かったですよね…。ありがとうございます。彼には今後もカササギの立場なのでご安心ください。いつも感想楽しみにしてます。 (2020年7月8日 16時) (レス) id: f51f04739e (このIDを非表示/違反報告)
ryolinzu(プロフ) - 魔法使いの秘密。読後、シリーズ最初から読み返して「これって、こういう事だったのか」と思いながら、読ませていただきました。k先生に対する見方が少し変わった気がします。書いてくださって、ありがとうございます。キャラの掘り下げかたに脱帽。お疲れさまでした。 (2020年7月8日 12時) (レス) id: cd12b45917 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雲外桃天 | 作成日時：2020年7月5日 22時
