桃色の指先と翡翠の憂鬱 6

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着替えて戻る…。明らかにみんなが俺を見る目が違う。

佐久間助けて。

佐「リョウーーー！」

阿「さっくん、可愛い」

俺に抱き着いて来てくれた。

佐久間はどっちの俺も知ってるもんね。
佐久間のふわふわの金髪を撫でて頬ずりする。

深「なんか、ごめん」

阿「いいよ、これが俺だもん」

照「本当にお前、先生なんだな」

阿「うん、そうだよ」

目「リョウと先生の切り替えすごいっすね」

康「こんなん毎日なんやろっ、俺には無理やわ」

舘「リョウは、ずっと戦ってるんだね」

渡「お前すごいわ」

阿「えへっ、そう言われると嬉しい」

俺が笑うと、さっきと別人って笑われた。

阿「ラウ怖がらせたらごめんね」

阿「でも、ラウはさ、ダンス部来てるからいつか、会うと思うよ」

阿「先生の俺に会ってもリョウだからね」


川島先生が俺の部屋に行く。秘密かな。

川島先生が持って来た物は、誕生日ケーキだ。
2段…ウエディングケーキでしか見たことない。

川島先生がダイニングテーブルに置く。

佐「おおおお、さらにバージョンアップしてる！」

2段目の周りにカラフルなフルーツ。

1段目には9体の雪だるま。ピンクのバケツをかぶった雪だるまが真ん中で、少し大きい。その周りに8体のメンバーカラーのバケツの雪だるま。

川「佐久間、ロウソクはSnow Manの9本でいい？」

佐「うん！」

川島先生がロウソクに火をつけた。

みんなでHappybirthdayの歌を歌う。

佐久間が一息で吹き消した。

拍手して、さっくんおめでとうって、佐久間はにこにこだ。可愛い。

川島先生が切り分けてくれる。

川「コーヒー、紅茶、オレンジジュース、まだお酒もあります。ワインならいくらでもありますよ」

川「他に欲しければコンシェルジュに買いに行かせます、遠慮なく申し付けてください」

阿「川島先生、手伝うよ」

川「阿部先生、ケーキを運んでください」

佐久間のピンクを先において、みんなにも配る。

一同「いただきます」

深「さっくん、これみんなから」

ふっかが紙袋を渡す。

佐久間が開けると、ゲームの水色のモンスター。1番大きいサイズだ。

佐「俺が1番最初に倒したモンスター！！」

阿「それみんな一緒…」

俺のも持って来ないと…。

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