桃色の指先と翡翠の憂鬱 6

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佐久間の瞳が揺れてる…。誘うなよ…。

佐久間の手を引いて川島先生の部屋に戻る。

さすがに川島先生の部屋は気が引ける…。

俺のパソコン部屋に2人で入って抱き締めた。

佐久間の頬を撫でて、ホクロに口付けて、唇にも口付けを落とす…。

舌を入れるとオレンジジュースの甘さ…。

佐久間の舌が俺の舌にまとわりつく。

甘くて気持ちが高ぶる…。

理性が崩れる前に、舌を抜いて抱き締めた…。

阿「主役は戻らないと」

佐「うん…」


川島先生の部屋に戻って、佐久間をソファに座らせる。


バルコニーにグラスを取りに行く。

深「お前らやったな…」

ふっかが近付いて耳打ちしてきた。

むかつくからひーくんに言われたことを返してやる。

阿「ヤキモチ焼かされると、夜は素直なんだって？」

深「ひかるっ！！！」

慌ててひーくんのところに行った。俺は知らない…。


みんながリビングに戻ってきた。

川島先生は1人ずつに飲み物を聞いて用意してる。

川島先生、これ楽しんでる…。

川「阿部先生は、ワイン？ビール？」

阿「あ、俺は取ってくるね」

自分の部屋の冷蔵庫のビールを取りに行こうとして、腕を掴まれた…。
もうやだ、これ何度目…。

川「阿部先生、ごめん、そっちの冷蔵庫に秘密あるから」

阿「じゃぁ、ビールください」

川島先生の料理をまたみんなで食べる…。

佐久間はパスタにいくらを乗せてもらってる。

そろそろ、ケーキかな、プレゼントかな。



深「さっきさ、リョウと先生の姿が違うって、あれやってくんないかなー？」

お前、ひーくんに聞いた事への反撃のつもりだな…。

康「めっちゃ、すごいで、あれ」

目「リョウへの見方変わるかもっす」

なんでやる流れなの…。

俺はリョウのほうが気楽なんだけど。

佐「リョウとあべちゃん先生の差はやばいよ！」

佐久間、お前まで…。

阿「いきなりは無理！」

佐「俺がいるとあべちゃん優しいからなー」

これやったら、ラウは固まる。現役高校生だもん…。俺、ラウに嫌われたくない。

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