桃色の指先と翡翠の憂鬱 6

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バルコニーに出て、川島先生が設置した倉庫から、折り畳みテーブルと椅子を出す。

4人掛テーブル3つと椅子が12脚。

3つを縦に並べて、椅子を10脚並べた。

2脚はBBQセットの近くに置く。


阿「あのさ、ダイニングテーブルを動かしたいからみんな手伝って」

阿「俺の部屋のを川島先生の部屋に持って行きたい」

めめとひーくんとふっかで運んでくれた。

川島先生のダイニングテーブルとくっつける。

椅子はラウや舘様が運んでくれた。



深「飾り付けはこっち？」

阿「こっちの方が広いから、こっちにお願い」

しょっぴーが睨んでくるけど気にしない。
確かにおかしいかもだけど、俺が選んだ答えに文句言われたくないよ…。

ダイニングテーブルに、メンバーカラーのコップを置く。

真ん中の誕生日席にはピンク。

お皿とカトラリーも並べて、他のメンバーはコンビを隣に置いた。俺は佐久間のすぐ近く、ラウの隣にしよう。

舘「この料理はリョウが作ったの？」

阿「あ、舘様、一緒に運んで」

阿「俺は手伝っただけ、ほぼ川島先生」

渡「お前、料理までやらせてんのかよ！」

阿「…」

康「出来る方がやる、それでええやんか」

目「うちはこーじばっかだし」

ラ「しょっぴーも舘様にしてもらってるでしょ」

渡「…」

深「おいおい、今日はさっくんの誕生日会だぞっ」

照「さっくんのリョウを泣かすなよ…」

俺はしょっぴーに睨まれてるのが堪らなくなってひーくんに抱きついた。

阿「俺はさっくんの先生なんだ…普通にしてたら2人で会えないし、川島先生に助けてもらってるだけだよ…」

目「俺はリョウの先生姿見たけど、俺らなんかよりずっとリョウは大変なんだよ、そこわかってやって」

康「そやそや、後でリョウの先生姿見せたら理由わかるで」


深 「はいはい！ここまでっ！」

深「リーダー命令！早く準備しろよっ！」

照「クラッカーもあるからね、あと、飾り付けの風船膨らまして」

めめとこーじにまた助けられた…。
ふっかとひーくんも止めてくれた。

しょっぴーには後で2人で話そうかな…。

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