桃色の指先と翡翠の憂鬱 6

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アプリから通知音。

阿「川島先生戻ってきたよ、部屋に戻ろう」

部屋に行こうとする佐久間の手を引いて、唇にキス…。

真っ赤になる佐久間、可愛い…。

川「ただいまです」

佐「のえちゃーーん！」

佐久間が川島先生のほっぺにキス。

阿「おかえりなさい」

川「遅くなってごめんね」

佐「もっと遅くても良かったよ？」

阿「佐久間、帰らないとだめ」

川「ほら、佐久間送るから行くよ」

佐「俺は泊まりたい！」

阿「川島先生、任せた」

川島先生に手を引かれて、もう、のえちゃん嫌いって言ってる…。川島先生、ごめん…。

玄関まで見送る…。

阿「佐久間、また夜電話するね」

佐「はーい、またねー」

だいたいはSnow Manが片付けてくれたけど、普段に戻るまでは片付けなくちゃ。


アプリの通知音。

川島先生が戻るのと同時に片付けも終わった。

川「ただいまです」

阿「おかえりなさい」

川島先生から俺の頬にキス。


川「残り物で良いですか？」

阿「残り物じゃないです、ご馳走ですよ」

2人でまた料理を並べて、夕ご飯を食べる。
何度食べても川島先生の料理は美味しい。

川「阿部先生、解禁しましたね」

阿「もうやりたくないです…」

川「僕は初めて見ましたけどね…」

そうだ、お互いの授業を見たことないな…。

めずらしく、お茶を飲む川島先生…。

阿「川島先生、飲まないのですか？」

川「また、佐久間迎えに行きます…」

阿「川島先生も負けましたね…」

川「のえちゃん、嫌いってずっと言われて、もう無理でした…」

阿「川島先生の天敵は佐久間でしたか…」

川「僕の天敵は阿部先生ですよ」

阿「俺も川島先生には勝てません…」

川「Snow Manのみなさん、良い方ばかりでした」

川「今度、舘様と一緒に料理することになりました」

阿「ずっと2人で話してましたね」

川「はい、楽しかったです」

国王と皇帝…。ロイヤルな雰囲気はそっくりだしな…。

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