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「Aちゃん、これ持っていける？」
『うん！どこに持っていったらいい？』
「えっとね、それはあっちの……」
ぶるーくくんのおうちに預けられて1週間が経った。
私は毎朝にわとりの卵を集めたり、ヤギたちにあげる牧草を運んだりなどいろんなお手伝いをしていた。
動物たちはとってもかわいくて、こんな近くでふれあえることなんて今までほとんどなかったからとても新鮮で楽しかった。
『ふう、おわった……あれ、どうしたの？お腹すいたの？』
手伝いを終えて近くの柵に寄りかかっていると、子ヤギとそのお母さんが近寄ってきた。
ぶるーくくんに触ったらダメだと怒られて以来、私は動物には勝手に触らないように気をつけていた。
だって、おててを噛まれちゃったら痛いもんね。
しかし、よくよく見るとお母さんヤギがこちらに頭を向けているような気がした。
もしかして撫でてほしいのかな？でも勝手に撫でたら……
「あれ？めずらしー！そのお母さんあんまり他の人には懐かないんだけどな」
うしろからひょこっと出てきたぶるーくくんはそう言いながらヤギの頭を撫でた。するとヤギは心地よさそうな顔をしはじめたのだ。
ぶるーくくんすごい！と褒めると彼はふふんと得意げに鼻を鳴らした。
「まあぼくはどの子とも仲良しだからね！Aちゃんもきっともう仲良しだから触っても大丈夫だよ」
『え、うーん、でも……』
「怖いの？じゃあこうしてあげる！」
彼は私の手の上に自分の手を合わせて、そのままヤギの頭へと持っていった。
ぶるーくくんの手のあたたかさにちょっとドキドキしちゃったけど、ヤギの頭に触れると思ったより毛がさらさらしてるんだなぁと驚いた。
「ね、大丈夫だったでしょ？」
『うん、かわいい！』
「ふふっ、でもAちゃんの笑った顔もかわいいよね」
ごはん食べたあとの羊みたい！と喜んでいいのか分からない褒め言葉をもらってしまった。
うーん、でも、かわいいって言われるのはちょっと嬉しいな。
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ふわぴ(プロフ) - ぱふぇ。ライム。推し悪。(省略)さん» アイドルパロは自分でもちょっといい感じに書けたかなと思ってたので喜んで貰えて嬉しいです…！続編も読んでくださるんですね！ありがとうございます！ (2021年5月28日 10時) (
レス) id: a7c055b2fc (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぇ。ライム。推し悪。(省略) - 推し変禁止もアリっすね……うわ、本当にどれも好きっす……これから続編に向かうっす！(深夜テンションなだけなので気にしなくていいっすよ！) (2021年5月26日 3時) (レス) id: 01ab6b60a3 (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぇ。ライム。推し悪。(省略) - うわぁ……全話好きです………でも特に好きなのやっぱknさんのアイドルっていうのが凄く好きです……それできゅんきゅんするような台詞は本当に……だめですって………… (2021年5月26日 2時) (レス) id: 01ab6b60a3 (このIDを非表示/違反報告)
ふわぴ(プロフ) - なのもちさん» ひえええありがとうございます！！もらって嬉しい言葉のオンパレードですありがとうございます………！！続編も頑張ります！ (2021年5月13日 11時) (レス) id: a7c055b2fc (このIDを非表示/違反報告)
なのもち(プロフ) - 今日、見かけて今日、好きになりました。もう、語彙力がとけるくらい良い作品で、正直なんで今まで見てこなかったんだろうって感じです。これからも頑張ってください！続編も楽しみです！ (2021年5月12日 21時) (レス) id: b3104d6996 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわぴ
| 作者ホームページ：http://urana
作成日時：2021年1月17日 22時
