3話目 ページ3
shp「うーわ、手伝わせておきながら忘れるとか…」
『ごめんって！てか私は何回も帰っていいって、』
shp「ふはっ、そんな必死にならなくても冗談ですよ」
こんなに楽しそうに笑うショッピくん、初めて見た。ここまで先輩をいじるなんて彼も結構腹黒いような…
ショッピくんが手伝ってくれた書類を確認すると、誰かさんがミスしていた部分も直っていた。それよりも、書類がさらに見やすくなっていることに気がついた。
『え、ここまでしなくてよかったのに…ほんとごめんね、ありがとう』
shp「別に…先輩忙しそうで声かけられなかったし、やることもなかったんで」
こんなにいい後輩が持てるとこんな会社やめてやるなんて気持ちも少しは安らぐ。ほんとにありがとうショッピくん…
『ふー！やっと帰れる…』
shp「あ、それなんすけど先輩今から暇ですか？よければ一緒に飲みに行きたいんですけど…」
『へ…？別にいいけど』
時計は既に10時半を回っている。仕事疲れが酷いのでさっさと帰って休みたかったが、かわいい後輩の頼みとあれば仕方がない。最近お酒を飲む機会も少なかったし、この際ちょっとはっちゃけてやろうかな。
shp「んじゃ行きましょ。もちろん先輩の奢りっすけどね？」
『なっ…！ま、まあ確かにショッピくんには恩があるけど…もしかしてこれを狙ったな？』
shp「はは、どうでしょうね？」
私たちは会社の近くの店に向かうことにした。何気にショッピくんと2人で飲みに行くの初めてかもしれない…
そしてお店に着いて1時間経った頃。
『もうさぁ、あの上司！いつも仕事は増やすわ私の見た目に対してぐちぐち言うわでほんっと腹立つ！私あんたに悪いことしましたかぁ？』
shp「先輩飲みすぎっすよ」
『全然そんなことないし！酔ってない！』
shp「はぁ…先輩って酔うとうるさくなるタイプなんすね……」
私はすっかり酔っていた。
最初ははっちゃけるにしても後輩の前でそこまで飲みすぎるのはよくない…と思いながらちびちび飲んでいたのだがショッピくんが遠慮しないでいいっすよ、とか何回も言ってくるから酔ってしまった。
だから実質全部彼のせいなのだ。そういうことにしよう。
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ふわぴ(プロフ) - 紫崎 亜弥さん» 修正いたしました、ありがとうございます！ (2019年11月26日 21時) (
レス) id: a7c055b2fc (このIDを非表示/違反報告)
紫崎 亜弥(プロフ) - サブタイトルが１つとばしてますよ (2019年11月26日 20時) (携帯から) (レス) id: 598bb1266d (このIDを非表示/違反報告)
ふわぴ(プロフ) - 豆鳩さん» こういう邪魔が入るありがちな展開めちゃくちゃ好きなんです！wありがとうございます！ゆっくりですが頑張って更新します！！！ (2019年11月5日 23時) (レス) id: a7c055b2fc (このIDを非表示/違反報告)
豆鳩 - 見てる途中、「ごらぁ上司なに余計なこといっとんじゃ」って言ってましたね、ハイ(((内容自体面白かったり、せつなかったり涙でそうでした(更新全裸待機しときます(｀・ω・´)キリッ (2019年10月24日 0時) (レス) id: 8b3ed09eb3 (このIDを非表示/違反報告)
ふわぴ(プロフ) - あかさん» ご指摘ありがとうございます。こちらの異動という字は仕事の部署が変わるという意味ですので移動ではなく異動にしております・・・！細かいところまで読んで頂きありがとうございます！ (2019年10月23日 18時) (レス) id: a7c055b2fc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふわぴ
| 作者ホームページ：http://urana
作成日時：2019年9月23日 13時
