野生 ページ3
Aside
今日も学校かぁ。やだなー。
学校行ったらまたなんかやられるし
助けてよ。母さんにも相談できないし、兄ちゃんは、中学受験で、忙しいし
そう考えながら、腰下程まである長い髪の毛を二つに分けて、低いツインテールにする。
『行ってきます』
はぁ、ついちゃった。
下駄箱で、靴をはきかえて
6-2の扉を開ける
『おはよ…』
今にも消えそうなか細い声でいう。
「あはは、来たよ」
「きもーい。」
もー。きもいのはそっちだよー
私がクラスのみんなから嫌われた理由。
簡単だ。
学年で一番人気な男の子、神浜悠斗くんが私の事好きになったからだ。
そこから、女子からの反感を買い
男子も神浜君のことをいじった。
ある日のこと、私が教室を入る前聞いてしまった。
男子A「おまえ、金澤のこと好きなんだろ?」
男子B「Aが可愛いんだろ」
神「うるせーな!あんなやつ好きじゃねえよ!」
ガラ…
クラスのみんなが、こっちを向いた
女子A「あ、やばい」
女子B「ねぇ、悠斗くん。」
神「しらねーよ!」
神「ばーか!」
もともと友達が少ない私が嫌われ、友達が、消えた瞬間だった。
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今考えれば、おかしい話だ。私の事好きなやつが私の事ばかって言っただけでクラスのみんなが、嫌うなんてw
もう、大草原。
今は越境して、遠い中学に来たから
あんな噂なんか誰も知らないし。
でも、あれから決めてたんだ。
あんな弱い女じゃなくて守れる女になるんだって。
まずは、イメージから変えた。小学生のころはツインテールだったけど
ポニーテールにするとか、メガネはずしてコンタクトにするとか。
もっと勉強するとか。でも、勉強は無理だった。苦手。←
兄ちゃんみたいに勉強できたらもっと違ったのかなって。
でも、運動は苦手じゃなかった。むしろ得意だった。
小学生の頃は兄ちゃんと同じ学校に行くんだ!なんて言ってたけど
兄ちゃんは私立行ったし頭いいし。
私は大人しく公立にいった。
なんて考えながら木の上に座って岡崎の街並みをながめてた。
そうすると。
?「あのー!すいませーん!ボールあなたの隣に引っかかっちゃったんですけど、とって貰えますか!」
そういって2メートル程下の地上から話しかけてきたそれなりに顔面偏差値の高い金持ちそうな男だった。
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彼方比方(プロフ) - まるさん» すいません^^;つい、外すの忘れてて教えてくれてありがとうございます! (2018年10月30日 1時) (レス) id: cb3f2a9ff1 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年10月28日 15時) (レス) id: 403bff38f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:彼方比方 | 作成日時:2018年10月28日 14時