[SVT] うりまんねは少々うるさい

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本日は〜可愛い可愛いCaratに会えるサイン会なのです〜



会場に向かうため、バスに揺られて数分。
早くも暇になった俺は隣に座ってるヒョンにちょっかいをかけることにした。

「ヒョーーーん、…って寝てるじゃん…」

すぅすぅと規則正しい寝息をたてて寝ているのはクプスヒョン。
リーダーってやっぱり忙しいよね。
何も考えずただダンス踊ってるだけの俺とは違うわ…

まぁこれがミンギュヒョンとかドギョミヒョンとかなら迷わず起こしてるんだけど。


「ジスヒョン〜構ってください〜〜〜」

そこで僕は前にいたジスヒョンに構ってもらうことにした。

「あーA？ごめんね、僕今音楽聞いてるから…」



！！！？？？
音楽＞A なの！？？

ショォック……ショォックだよ…


「マジですかジスヒョン…あっ、ホシヒョーン！お喋りしましょ！」

メンバーの中でもノリがいいランキングトップクラスのホシヒョンが僕の後ろにいたので声をかける。

「ん？ちょっと今ドギョマとのバトルで忙しいから後でな！」

後ろを振り返るとホシヒョンとドギョミヒョンがカードでバトルしていた。ちなみに俺はそれについてあんまり詳しくないのでのれないよね！うん！

うぉー！とかうわー！とか楽しそうな声が後ろから聞こえる。
この俺を差し置いて！！！


「はーーーどのヒョンも酷いや…もういい！」


割りと大きな声を出したものの誰も反応してくれない。
え？みんな寝てるの？そんなことないよね？


グループ内いぢめだよぅ………辛いよぅ……………
心の中でぶりっ子風に嘆いてみてもバンの中の反応はナシ。
まぁ心の中だからな！当たり前だわな。



よし、クプスヒョンの肩にのってふて寝しよう！
起こさないようにそってクプスヒョンの肩に頭をのせるとほんのり暖かかったようふふふふ。





「A、起きろよー」

「んぇ、クプスヒョン………？」

本当に寝る気はなかったのに気付けば会場についてました。びっくりだね！

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