どえすな 生徒会 。２（（JW））

ふぃふてぃーすりー。 ページ3

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桃side


…………ったく、出えへんな。
流星のやつどこで道草くっとんねん。





俺は流星がやめるなんて、絶対嫌や。
何としてでも連れ戻したるねん。





………なあ。シゲは何を考えてるん？




桃 「 っんもぉ……！！」


行く宛もない苛立ちが、言葉になって出てくる。

……………電話、出ろや。





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「 …………小瀧、何してん 」


後ろからの突然の声に体がビクリと震えた。



桃 「 ………何もないわ 」


シゲは表情一つ変えず俺のスマホを覗き込んでくる。
……っんやねん、ムカつくわ






赤 「 流星か………無駄なことすんな。」

桃 「 は？シゲには関係ないやろ。」


………俺が何しようが別に勝手やろ。
そんなことまで口出しされたないわ。



赤 「 友達ごっこは楽しいか？ 」

桃 「 ……何やと？ 」


友達ごっこってなんなん。
俺と流星の絆は偽りやって言いたいんか。




…………ふざけんなや、




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桃 「 まー、シゲには分からんやろなぁ？


……………ただでさえ人の気持ちも考えられへんのに 」


皮肉にそんなことを言ってやった。
ほんまムカつく。


………シゲは俺と流星の何を知ってるん。
勝手なこと言うてんちゃうぞ。




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赤 「 …………あんな安っぽい女に惚れるアイツの気が知れんわ。抜けて正解やろ 」


いつもやったら、そうやなあってスルーしてたことも、何だか今の俺には聞き流せんくて、







桃 「 っAはそんなんちゃう！！そこら辺の女と一緒にすんなや！！！！！ 」





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………………あれ、俺今なんて、？



ふとした時にはもう遅くて。

なんで、俺、Aのこと庇ったんやろって、今になって後悔して。





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桃 「 あ、いや、これはちゃうくて、」

赤 「 ………どうでもええからはよ流星連れ戻してこいやアホ 」

桃 「 え、」



…………やっぱり俺、シゲが分からへん。


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