ふぃふてぃーわん。 ページ1
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………冗談だと思って、私は流星くんの体をやんわりと離し、表情を伺った。
青 「 何？ 」
………………こりゃマジだ。
まあでもそれなら話は早い。
流星くんは寝惚けているんだ。
だから私がちゃんと分からせてあげないと。
『 流星くん、それは「 言っとくけど俺マジやからな、A 」
…………そうですか、』
あれだけ冷たかった流星くんが私を選ぶ？
そんな少女漫画みたいな展開あるはずがない。
…………あったら、いけない。
流星くんにとって、あの人達は誰よりも大切で、誰よりも失いたくない人だろう。
そんな彼が自らあの人達を捨てて私を選ぶなんて、普通に考えてありえない。
…………目を覚ませA。自惚れるな。
ただ私は流星くんの遊び道具に過ぎない。
だから、こんなことでいちいち顔赤くしてたらこの先やってられない。
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青 「 何でそんな深刻そうな顔してんの？ブスやで 」
『 なっ、ブスとか今更なこと言わないでください！！ 』
…………これでこそいつもの流星くんだ。
今までの流星くんを見てると気が気じゃない。
『 ………、』
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青 「 …………そんな、顔せんとって 」
私の頬に指を滑らせて、悲しそうに呟いた。
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青 「 …………裏切らんし、もう傷付けんから。
………俺を、信じて欲しい 」
『 流星くん…… 』
………真っ直ぐな瞳に私は頷くしかなくて、流星くんを信じてみることにした。
………けど何だか胸が苦しい。
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音羽 - この小説めっちゃ好きです！更新楽しみにしています。 (2020年4月20日 10時) (
レス) id: ee26aa0291 (このIDを非表示/違反報告)
りぃ(プロフ) - この作品大好きなので更新待ってます！ (2020年2月25日 17時) (レス) id: 6758204099 (このIDを非表示/違反報告)
ももちゃ(プロフ) - 更新待ってます！！ (2020年1月30日 20時) (レス) id: 3ab9ee8372 (このIDを非表示/違反報告)
luna648648(プロフ) - 続きが気になるのでぜひ書いて欲しいです(＞＜) (2019年8月20日 13時) (レス) id: c716ecb069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：むんく 。
| 作成日時：2019年8月12日 7時
