どえすな生徒会。（（JW）） (ページ43)

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ふぉーてぃーすりー。ページ43

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『 ……それは、どーいう意味ですか』

桃「俺達は成敗してるんよ。あーゆうアホな子を。」

『成敗？』

なにそれ。
ヒーロー気取り？

笑わせないで。あんな事していいと思ってるの？

桃「だって可笑しいと思わん？虫とかそこら辺に居るだけで嫌われて殺されて、何もしてへんのに可哀想やん」

『 ………結局貴方は何が言いたいんですか』

桃「やからさ、悪いことした人間には罰を与えんとあかんやろ？ほら、殺人とかしたら警察行きやん？それと一緒。彼奴も悪いことをしたから俺らが罰を与えてるんよ。そうやないと一生人を傷つけるから」

………この人達はほんとによく分からない。

いつもは冷たいのに、たまにこうやって人間らしい情を見せる。

気が狂いそうってまさにこの事だ。

桃「彼奴はな、色んな奴傷付けたんや。浮気して捨てて周りからも嫌われとった。人の男とったり気に入らん女蹴落としたり、やから彼奴にも同じ気持ちを味わってもらおって。」

『 ………それは、貴方達も一緒じゃないですか』

桃「 ………何が？」

『色んな人傷付けて気に入らない人蹴落として、成敗だの何だの意味不明な言い訳作ってこんな事するなんて、』

『まるで自分達の事を言ってるみたいです。こんなことしか出来ないなんてほんとに惨めですね。』

可哀想。

こんな奴らの為に必死こいてあんなことしてる生徒も優しいなんて思った私も、そんなことしか出来ないこの人たちも。

『そーゆうの私が一番嫌いな人間なんです。』

『姫なんてろくな制度じゃないです。誰ですか作ったの馬鹿みたい。』

『あ、貴方達の先輩でしたっけ、低脳ばかりでほんっと可哀想です。遺伝って血が繋がってなくてもあるんですね。受け継がれてるじゃないですか、その馬鹿さが。』

『 ………では、長々と失礼しました。もう一生話すことはないと思いますのでさようなら。』

姫なんてそんなもの今すぐにでも辞めてやるんだから。

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