どえすな生徒会。（（JW）） (ページ32)

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さーてぃーつー。ページ32

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『っ！？』

ドアを閉めようかと思った

開いた口が塞がらないって多分こうゆうこと。

桃「どーしたん？そんな固まって、」

少し遅れて入ってきた望くんが教室のドアに手をつけ中を覗くように伺う

桃「 … あーもうやったんか」

ふふっと奇妙に微笑む

…笑い事じゃないでしょ

『何これ… 』

桃「これがどうしたん？はよ行こーやっ」

…生徒会の仕業か。
何故かすぐに分かった

『 … 馬鹿なんですか、』

ほんとに馬鹿だと思った

少しでも真面目だと思い込んでいた自分を殴りたい

…今自分の目に映っている光景は何なんだろうか。

( ほら、早く小瀧さんと姫に挨拶しろ

( きったなあーい ( 笑 )

( 近づかないでよお～

小夏「 … 、」

…あれって、

何でこんなこと…

小夏さんといったか、

昨日の可愛らしい姿はどこにも無く

ボロボロの服

よく分からない何かでベタベタの髪の毛

露出してる真っ白な手足には複数の痣があった。

そんな彼女は死んだような目でこちらを見てくる

小夏「 … おはよう、ございます … 」

力尽きたようにぐたり床に横たわった

それを呆れたように見下した望くんはその子に近づいた。

桃「おい、まともに挨拶すら出来ひんのか」

" うっ … "

鳩尾に思いっきり蹴りを入れた

小夏「すみませんッ、 … 」

痛々しくて見ていられない

『何で … 』

桃「 A … 」

『 … んん？！』

後ろを振り向けば

気を紛らわすようにキスをされ

桃「 … ふっかあわいっ」

馬鹿にしたように笑う

『 … ズ、』

桃「なあに～？」

『クズだって言ってんの』

桃「ん？知っとるけど～？？」

馬鹿馬鹿しい。

頭の可笑しい彼に構わずあの女の子に手を伸ばす

『ハンカチ、使いますか … ？』

今思えばこの優しさが

返って逆効果だったのかもしれない

小夏「結構です … 」

…差し伸ばした手は振り払われた。

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桃「 … ちっ " しつけ " がなってへんみたいやなあ」

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