★61話、悪周期編 ページ23
ｻﾞﾜｻﾞﾜｻﾞﾜ……
と教室に向かうと皆が何故か固まっていた
『おはよ。どしたの？』
｢それがあれ…｣
エリザが指をさすほうを見ると
肩揉みをするアスモデウスくんに
お菓子を渡そうとしてるクララちゃんに
何故か目付きの違う机に足を上げて座ってるイルマくん
『なにあれ』
｢さあ…どうなってんだあれ…イルマくん…だよな？｣
｢いつもと様子が違うわねぇ｣
と皆がｻﾞﾜｻﾞﾜする中
｢アリスー お茶くれー｣
｢アリっ… はい！｣
もう王様気分である
リードくんとサブローはクララちゃんに
｢どういうことなの？クラりん｣
と聞こうとした時
｢クララ｣
と手招きで呼びつけイルマくんは何故かペシペシッと自分の太股を叩き
｢寒い｣
と自分の足にクララちゃんを座らせた
あまりの恥ずかしい光景に皆ジロジロみてると
｢なんだよ見せもんじゃねーぞ｣
｢いやどうみても見せもんだろ！｣
やっぱり皆がツッコミたくなるのをジャズがツッコんでくれた
｢やべぇなイルマくんの悪周期…｣
｢ああ！あれ悪周期か！｣
｢流石イルマ様！あれぞまさしく王の風格｣
とジャズやリードくんアスモデウスくんに至っては泣いて納得してるけど私は納得出来ない
そもそも人間って悪周期あるの？
悪さしたい！って感情あるの？
んー人間のこと知らないしなー
『……………』
私がジーッとイルマくんを見てると
｢Aちゃんもしかして…イルマくんにドキッてしてる？｣
と聞いてきたリードくん
『別に』
｢意地悪そうでも黒の羽舞ってる感じだと好み違うんだ｣
『いやそういうわけじゃなくて…』
なんだろ…それよりイルマくんには感じ無かった魔力を感じて気味が悪いんだよね…
とにかく刺激したらまずいから関わらないでおこうということになってると
｢寒い…うえになんか臭くないか？｣
て今更なこと言い出したイルマくん
｢おーいたんだ問題児クラス。これ置いとくけどいいよなー｣
と言いながらいつもの如くゴミを置いていく他のクラスたち
｢これは？｣
と今更ながらのことを相変わらずきくイルマくんに丁寧に説明するリードくん
｢ならこの壁は？｣
とゴミ捨てた奴等が遊び半分で描いた落書きを聞く始末
すると
｢"ラファイア！！"｣
ﾎﾞｫｯ…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 203人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「魔入りました!入間くん」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - ainaさん» ありがとうございます！ainaさんこそお身体に気を付けてください！ (2020年3月2日 0時) (
レス) id: 54ef5b1a2d (このIDを非表示/違反報告)
aina(プロフ) - ありがとうございます！いつも楽しみにしてます。お身体に気を付けて頑張ってください。！ (2020年3月2日 0時) (レス) id: 1127165ad4 (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - 桜坂美鈴さん» ありがとうございます！今後とも応援よろしくお願いいたします★ (2020年3月1日 18時) (レス) id: 54ef5b1a2d (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - 米丸さん» 全然です。ｸｵﾘﾃｨがないので更新でｶﾊﾞｰしていると言う情けなさです。リードと観覧車はある意味ｳｫﾙﾀｰﾊﾟｰｸ編で(笑)ダリ先生連絡争奪戦はｳｫﾙﾀｰﾊﾟｰｸ編終わり次第書きます！ありがとうございます (2020年3月1日 18時) (レス) id: 54ef5b1a2d (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - ainaさん» ありがとうございまーす★夢主の悪周期はｳｫﾙﾀｰﾊﾟｰｸ編で出せればと思います！なんとかリードとも絡ませますのでそれで大丈夫でしょうか！？ (2020年3月1日 18時) (レス) id: 54ef5b1a2d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2020年2月8日 1時
