【番外編祭】広報様は楽しみたい【短編?】

その３白銀side ページ7

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そして俺は虚勢を張ると決めた日から、四宮に勝負を挑み

試験を向かえようとしていた。ただ俺にはもう１人攻略しないといけない奴がいる







「望月…」



『白銀さんどうしたんですか？珍しく呼び捨てなので驚きましたよ』


そうこの完璧な満面の笑みを崩さない全校生徒に好かれ、誰からも愛されるのが当たり前といわんばかりの望月Aだ



俺は彼女が苦手だ。
決して嫌いなわけじゃない。ただこの笑顔を見ると見透かされてる気がする




会長は言ってたな…生徒会長になりたいなら広報は望月しかいないって
そんな事言わせる人物か…



『あの廊下で呼び止めて見つめるだけであれば今度にしてもらえますか？』



「あ…ごめ‥‥‥‥‥(違う。これじゃだめだ)

望月!!俺と勝負しろ」



『イヤです』




バッサリかよ…



「…負けるのが怖‥『それ通用しませんからね？』 …ｸﾞ‥‥‥‥」




『なんですかご用件は？』


「‥‥望月俺は生徒会長になる。」



『‥‥‥』


「もしなれたら俺の下で広報をしろ」




少しいいですか？と笑顔で、俺の腕を引っ張り物陰につれていく望月は人気のないのを確認するや否



バンッ!!


と壁に俺を追いやり壁ドン状態で睨みつけてきた



「…な‥‥怒っ‥たのか？ごめ‥」




『謝るな!!‥‥‥すぐ謝るな…そんな事で会長に相応しいとでも？
四宮かぐやに挑戦状を叩きつけただけで調子にのったんですか？

秀知院の生徒会長になる？いい加減にしてください。
私は名誉が欲しいだけの会長には就かない。

お前はこの学校をどうしたいか考えたのか？クソみたいな生徒会長になるぐらいなら絶対引き摺り下ろしてやる…


今のお前には何も出来ない…

悔しいなら成り上がれ
そしてどんな手を使っても四宮かぐやを率いれろ。

ただの人物じゃなく時期生徒会長の座はお前だと全校生徒に思わせてみろ!!』




「‥‥‥‥っ」





壁から手を離し少し歩いた望月は振り返り




『それがもし出来た時は心から[会長]と呼びますよ白銀御行…
そしてそんな会長がいれば、私から志願するでしょう。会長の下に就きたいと…』




そう言って望月は離れていった。







そしてその後勝負していた試験は一位。そんな俺は四宮だけじゃない全校生徒に認識された

生徒達には、時期生徒会長白銀御行として意識され始めた





｢望月…｣
『‥‥選挙戦の後で…』

そう言って離れ、後日望月から初めて[会長]と呼ばれた

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