◎大仏こばちは気付いている(大仏side ページ28
(●注意事項●
ミコちゃんは石上を意識してんじゃね？って感じの作品です
夢主ちょっと嫌な女です。
苦手な方は次の更新までお待ち下さい。)
‥
最近私は気付いた。
秀知院では今有名カップルにもなった石上と望月A先輩
彼女は、綺麗で頭も良く慕われていて完璧な女性
それは甘い蜜で誘き寄せて見えない糸で絶対に離さない蜘蛛みたいな人…
『あっ優く〜ん』
「おっ…どうしたんですか？」
走ってきて石上に抱きつき、ちゃっかり手を首に回す
『ん〜？見付けたから飛んできちゃった♡』
「……身体ひっつきすぎですって…」
まんざらでも無い顔で結局腰に手を回す石上をみて、望月先輩の巧妙なテクニックに単純に引っ掛かってると思って呆れる
首に手を伸ばし回すことで爪先立ちになる望月先輩は少しフラフラし
だから自然と回しやすい腰に手が伸びるのは必然的
それを彼女は絶対わざとしてると気付いた
『‥‥ゆ…ぅ……』
「‥‥っ!!」
耳元でわざといつもより色気を出した声に単純にも引っ掛かり真っ赤な顔をしてる石上
これもわざとだ…だって望月先輩が今本当に心から見てるのは
「‥‥‥」
横で微かに手だけ震えてるミコちゃんだから
見せ付け…
脳内に刷り込む程の嫌な映像を残そうとしてる
逃げたくても一年生のクラスの廊下でされたら皆見てしまう
「…A先輩ほんとにこれ以上はちょっと‥‥‥」
『なんで？』
「…いや………人前だし、 その密着しすぎ…」
『いや？』
イヤなわけないのも分かってて聞いてる
「イヤじゃないけど…その…顔近い」
『んーっ♡キスしたい…』
「…っ」
結局二人は唇を重ねる
いつもなら取り締まるミコちゃんも取り締まらない。石上を意識しだしてたせいで
恋愛は戦なんていうけど
それは男女で好きになった方の負けと言う戦以外に
女同士好きな相手が被った時にも発生する。
ライバルといえば聞こえはいいが
ただ彼女がしてるのはライバルとしてるわけじゃない。彼女がしてるのは
マウンティング
しかももう勝ち負けなんて決まってるのに…
「‥‥A先輩もう流石に…」
『優くんとのキス飽きないんだもん。ダメ？』
「……だめです‥‥これ以上は違うスイッチ入るんで…」
『えっちぃ♡ﾊﾊ』
「どっちがだよ!!」
けどこうなったのは数日前の事だった…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 294人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - マヨさん» ありがとうございます！！ (2020年5月25日 5時) (
レス) id: 9aeea3448b (このIDを非表示/違反報告)
マヨ(プロフ) - 好きすぎてやばいです！これからも頑張ってください (2020年4月13日 12時) (レス) id: 30900f63a7 (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - ののさん» ありがとうございます☆そう言ってもらえて嬉しいです！只今脳内がネタ切れなので更新遅いですが宜しくお願いいたします。 (2019年8月7日 18時) (レス) id: 30ced4c9d2 (このIDを非表示/違反報告)
のの - 最っ高です…広報様のお話大好きなので番外編とても嬉しいです…泣応援してます！！ (2019年8月7日 0時) (レス) id: eff7da916c (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - 金平糖さん» いえこちらこそ、そんな言って頂けてありがとうございますです!!更新また頑張りますので宜しくお願い致します☆ (2019年7月22日 7時) (レス) id: 446feb15de (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2019年7月20日 5時
