その��ﾋﾛｲﾝside ページ23
目が覚めると見たことない天井
『‥‥‥!! どこ…』
驚いて飛び起きるとビクッと一瞬した石上くんが窓辺に凭れていた
｢保健室です。倒れたんで、寝不足なんですよ。朝から広報の仕事あるのに夜中までゲームなんかしてるから。ﾊﾊﾊ｣
『‥‥‥あ… えっとごめん…』
｢いえ、僕が昨日夜中まで付き合わせたんで｣
『…あ、 そのそれじゃなくて……そのここ…運んでくれた？』
｢‥‥あー…まあ。気にしないでください。｣
あの時と一緒で、
あの助けてくれた日と一緒の少し苦笑いした表情が…
石上くんは自分をアピールするのが苦手なのか、善でしたことを押し付けたりしない。
だからお礼を言うと困った顔で少し照れたような笑いかたをする。
石上くんのそんな所が大好きでやっぱり変わってないなぁと思った
ヒーローはいつまでもヒーローだし
私の大好きな王子様でもある
｢先輩大丈夫ですか？ポーっとしてますけど｣
『あ！大丈夫!!ぜ、全然全然!!あははは。』
それに比べて私は嘘ばっか
いつも笑顔の優等生で広報の仕事も完璧にこなす、いい人になりたかったけど
結局無理してバレるとかダサすぎるし…
休みなんて常に引きこもってるし、しなくていいなら広報の仕事なんてせずゲームしときたいし笑顔だってしたくない時もある
｢……ﾌｯ‥‥‥‥ふははは｣
なぜか急に笑いだした石上くん
｢あーﾊﾊﾊ…すいません。いや、めちゃギャップが‥‥ﾊﾊﾊ… なんかいつも夜中ゲームしてるとき、[全員殺ってやる!!]とか言ってたのがA先輩とかマジで面白すぎて…｣
『‥‥うぅ…引いたよね』
｢え!?寧ろギャップ萌えですよ。いつも冷静で皆のフォローしてるA先輩が‥ゲーム内では攻撃型とか…ふははは｣
『‥‥わ、笑いすぎだから…』
｢…すいません。けど気付けて良かったです。
先輩って何か近寄りがたいなーって思ってたので親近感勝手に湧きました｣
そう言った時の笑顔にキュンッッとした
『‥‥‥あの…』
｢ん？｣
『これからもゲームしてくれる？』
｢僕で良ければ｣
『‥‥あとその…ゲーセン…行きたいです…』
｢‥‥あーだめですね｣
『え』
｢もうかなり遅いんで。また今度にしましょう｣
『…明日……』
｢どんだけ行きたいんですかﾊﾊﾊ。なら明日｣
初めての約束、そして指切りをした…
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珈琲牛乳の勇者(プロフ) - マヨさん» ありがとうございます！！ (2020年5月25日 5時) (
レス) id: 9aeea3448b (このIDを非表示/違反報告)
マヨ(プロフ) - 好きすぎてやばいです！これからも頑張ってください (2020年4月13日 12時) (レス) id: 30900f63a7 (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - ののさん» ありがとうございます☆そう言ってもらえて嬉しいです！只今脳内がネタ切れなので更新遅いですが宜しくお願いいたします。 (2019年8月7日 18時) (レス) id: 30ced4c9d2 (このIDを非表示/違反報告)
のの - 最っ高です…広報様のお話大好きなので番外編とても嬉しいです…泣応援してます！！ (2019年8月7日 0時) (レス) id: eff7da916c (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - 金平糖さん» いえこちらこそ、そんな言って頂けてありがとうございますです!!更新また頑張りますので宜しくお願い致します☆ (2019年7月22日 7時) (レス) id: 446feb15de (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2019年7月20日 5時
