本編６０(ｺﾋﾞｰ&ﾍﾙﾒｯﾎﾟ編 ページ28
『そうだなぁ〜。コビーが元帥まで、いや年齢がいきそうだから30歳までに大将になったら結婚したげるよ♪』
「結婚って…付きあってすらないのにですか？」
『なら小将までなればまず童貞貰ったげるよ。ｱﾊﾊﾊ』
「………女の子がそんな事言うもんじゃ…⁄⁄⁄」
『で、コビーが中将なったら付き合う？』
「順番逆ですって！」
『ｱﾊﾊﾊ！ まー私がその時フリーならだけどね〜♪それまでに誰かと駆け落ちするかも〜ﾌﾌﾌﾌ』
…………
待って…下さい……
…頑張るから……
…
もっと…もっと……強くなるから……
………
……
…
…
「…っ Aっ!!……」
「おい大丈夫かコビー？」
「……ヘルメッポさん？ すいません。僕いつの間にか寝てましたか」
夢か…なんか最近よくあの人の夢よく見るなぁ〜…
休憩もうそろそろ終わりかな。今日は近くの島に調査だっけ。
「お前さ、好きだったんだろA大佐」
「ハッ？え？ えっ いや違…なんでですか」
「A〜って寝言すげー言ってたしな。よく絡んでこられてたもんな〜。」
「いや…まぁ、」
「けどあの人等々海賊なっちゃったんだろ〜。しかもあの麦わら海賊団だってよー」
パンッと手配書の写真に写るAと目があった
あの人は僕なんかよりも優秀で、なのに出世には興味が無かった
寧ろ大佐より上がりたくないからわざと階級見直しが近付くとミスをし続け大佐をし続け、
けど、あの二年前の頂上戦争の後、元帥だったセンゴクさんは隠居、そして大将だった青キジさんまで引退
そんな中、あの人は小将に階級があがると決まった瞬間、姿を消した
はじめはまた階級があがるのが嫌で逃げたのかとも思っていたし、寧ろ上の人だって辞表があったはずなのに隠していた。
それが今や手配書にまで載るなんて…
「海軍一隻真っ二つにして沈没させたんだろ。凄いなー。けど一億五千万ﾍﾞﾘｰか高いなぁやっぱ」
「 (あの人ならもっと… 」
「それよりやっぱA大佐が麦わら海賊団に入ったのってあの麦わらの女になったのかねー」
「えっルフィさんの？」
「だってお前どう考えてもあのA大佐だぞ！男絡みだろ」
「………う… 確かに……」
そうだとしたら‥
「敵わないな〜って思ってんだろ？」
「なっ!! だから僕は別に好きなんて」
笑いながらヘルメッポさんは歩き出した
僕はその後ろを歩きながら心の中にある何かに蓋をした。
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珈琲牛乳の勇者(プロフ) - ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです(≧▽≦) (2019年2月18日 17時) (
レス) id: baed05c22a (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - まさにこれです！読みたかったのは！ありがとうございます！またリクエストするかもしれないのでお願いします！ (2019年2月11日 20時) (レス) id: 9d54d83454 (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - シルバさん» ありがとうございます。そう言ってもらえると嬉しく思います。これからも宜しくお願いいたします。 (2019年2月4日 18時) (レス) id: baed05c22a (このIDを非表示/違反報告)
シルバ(プロフ) - はじめまして。立ち止まりました。とても素敵な話でメロリンしてます(笑)リクの妊娠編少し感動しました。これからも頑張ってください！ (2019年2月2日 13時) (レス) id: 08610e310f (このIDを非表示/違反報告)
セシルン(プロフ) - ありがとうございます！ (2019年1月27日 9時) (レス) id: 9d54d83454 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2018年11月30日 14時
