レベル５６(石上side ページ8
僕が勝手にしたことだ
感謝されたくてした訳じゃない
これでいいんだ…
「じゃあ私は勉強に戻りますので」
ﾋﾟｯ
＜あぁ可愛い
君は本当にキュートだ
皆君にメロメロだよ‥‥‥＞
イケボが生徒会室に響いた
「メロメロじゃねぇよバカ！」
結局、会長たちは気にしてないよとフォローいれ伊井野は僕に怒鳴ることでスッキリしたらしい
だが一番衝撃だったのはこの後だった
『伊井野さんイケメンが励ますCDそれNo.1だよね。No.2は買った？』
とまさかの愛聴者がここにもいた
「えっ持ってないです。持ってるんですか？」
『持ってるよ。今度あげるよ。私今違うのにハマってるから』
強者いたよここに…なんて思ってたら
「なににハマってるんですか？」
と伊井野が嬉しそうに聞くと
『私はね』
ﾋﾟｯ
＜‥‥あ゛？おいそこのお前＞
＜汚ったねぇ雌豚が＞
＜テメェやる気あんのか？全然なってねぇなぁ‥
言われなくても早くやり直せ
あ？ 1からに決まってんだろが!!クソが＞
「……… なんつーもん聴いてんだあんた!!」
『えっイケボでしょ？』
「狂気!!怖すぎるでしょ!!なんつーもん皆に聴かせてんすか！」
「いえ、趣味嗜好は色々ですし…」
「うん…Aちゃん私は友達だから…」
四宮先輩も藤原先輩もガタガタ震えている
「‥私………その…」
伊井野ですら目合わせず下向きだした
「‥‥‥あー ははははは… 」
会長に至っては自分の好きな女子の変わった性癖わかってもう気がおかしくなってんだろ
『えーけどこれ捗るんだよ。結構人気なんだけどなー』
どんな勉強方だよ！癒し系とは反対の次元の出してきてんじゃねーよ！
「A先輩…とにかくそれ他では聴かせるのやめたほうがいいです」
『そうかなー？』
ある意味伊井野を助けたのは僕じゃない
新しく加入したダークホースA先輩だ
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(その日の夜)
＜やる気あんのか？＞
＜まだまだ雌豚のままじゃねーか＞
『はぁはぁはぁっ…
やっぱりダイエットBGMはこれしかないなー』
腹筋時に使っていたBGMであった
続く (更新停止中)
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ゆか(プロフ) - うぅ、白銀君かっこいい、めっちゃこのお話好きです！ (2020年12月3日 9時) (
レス) id: a6c1c4f480 (このIDを非表示/違反報告)
aira(プロフ) - 広報のお話大好きで何回もリピってたのでかぐや様の作品嬉しいです！！更新頑張ってください！ (2020年9月19日 0時) (レス) id: 2e236b2980 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2020年7月4日 1時
