レベル５２ ページ4
そして放課後‥‥‥‥
生徒会にはいつものメンバーが集まっていた
だが肝心のAの姿はなかった
｢‥‥…俺が来る前に誰かこなかったか？｣
だが白銀は会議があった為少し遅れてきたこともあり、その間に来て帰ってしまったのかと思い聞くが
｢誰も来てないですけど誰か来る予定でもあるんですか？｣
珍しく一番初めに到着していた伊井野が誰も来てないと答えると
｢いやならいいんだ…。(なぜ来ない！！確かに今日来るって言っていただろ！
しかもHRが終わってもう30分は経っている！何をしているんだ
この俺が折角クラスメイトに見られながらでも誘ったというのに!!)｣
ギリギリと歯を食いしばりながら冷静を装っていた白銀だったが
｢会長どうしたんですかね。四宮先輩今日は誰か来る予定でもあったんですか？もしかしたら私が来る前に来客あったんでしょうか？｣
｢さぁ。私もそんな予定は知りませんよ｣
伊井野と四宮は知らないながら予定などあったかと考えていると
ニヤニヤした顔の藤原が近付いてきた
｢ﾑﾌﾌﾌ。二人は知らなくて当然ですよ♪
じ･つ･は････ Aちゃんを誘ってたんですよっ｣
｢先輩を？｣
｢なぜ彼女を！？か、会長が…誘ったと言うの？｣
｢そうなんですよ〜。会長ったら、いきなりAちゃんの机に行って"今日生徒会に来い"って!!
なんか庶務にしようとしてるみたいなこと言ってましたけどアレは絶対"俺にはお前が必要だ"って意味で言ってました。あの様子から会長はAちゃんにラブ♡｣
｢｢っ!!｣｣
白銀は考え事をしている間に藤原によって大袈裟に誇張され、それに四宮と伊井野は声もでないほど驚いた
だが唯一の味方
｢はぁー… 四宮先輩も伊井野も藤原先輩の馬鹿げた妄想を信じない方がいいですよ｣
石上によって話をさえぎられた
｢ちょっと!!私の馬鹿げた妄想ってなんですかっ！ほんとにクラスの皆ビックリするぐらい教室の中心で愛を叫んでたんですよ！｣
｢庶務の事なら前から考えてたじゃないですか。伊井野お前も大仏が庶務に誘われてたの知ってるだろ｣
｢‥‥あ、そういえば…こばちゃん断った…｣
｢そう。だから他にいないかって探してたから僕が言ったんですよA先輩ならいいんじゃないかって｣
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ゆか(プロフ) - うぅ、白銀君かっこいい、めっちゃこのお話好きです！ (2020年12月3日 9時) (
レス) id: a6c1c4f480 (このIDを非表示/違反報告)
aira(プロフ) - 広報のお話大好きで何回もリピってたのでかぐや様の作品嬉しいです！！更新頑張ってください！ (2020年9月19日 0時) (レス) id: 2e236b2980 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2020年7月4日 1時
