2 スキやんか《 赤 》

買い物 ページ26

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渋｢ 今日ちゃんとはよ帰ってくるから 、｣


｢ 行ってらっしゃい ｣


渋｢ ん 、｣



私の方を見たすばるは
少し戸惑った顔


｢ え 、っと … なに？ ｣


渋｢ 何もないっ ｣



そう言った癖に
私の腕を少しだけ引っ張って
触れるだけのキスをした



渋｢ こ 、こうゆうの夫婦みたいでええやん っ
…… 行ってきます っ ｣





キスをした後 、赤い顔でそそくさと出て行ってしまった


｢ …… ｣
こっちだって顔は真っ赤


ダメだ 、どんどん好きになる
あんなにかっこよくて 、
あんなに優しくて 、
ああもうキリがない
沢山の人に知られているアイドルのすばる
でも 、私しか知らないすばるもいて
どれだけそれが幸せな事か 、
考えでも、整理がつかないくらい 。




｢ … 朝から買い物行こうかなあ 、｣


買い物行くついでに
近くのカフェなんて見つけれたらいいんだけどな
今日の最終便で帰らないと行けないから
見つけたって今回は行けないけど 、
きっとまたすぐに来るから 。


よし 、そうと決めたら準備しよう 、と玄関からリビングに戻り出かける準備を始めた

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