３５話ー ページ39
…
…
「‥‥」
『‥‥』
『…ふふ』
「はは…」
少し歪な花火に、しかも一つだけの花火に二人は笑いあう
「こんな夜中にどっかで花火やってんですかねー。
それかどっかの馬鹿連中が花火してるのか
まーこれで僕の目的は全部叶ったんで良かったですけど…」
『ん？目的ってなに？』
「A先輩の法被姿見て、一緒に花火見ることですよ。だから満足しました。
何気にA先輩来なくて花火見たの寂しかったんですよねー」
ある意味得しましたねーとケラケラ笑いながら言ってる石上を見て
『‥‥‥‥っ‥‥キ…』
「え？なんか言いました？」
『‥‥‥‥ べ別にっ…』
「…けどこの夏楽しかったなー。A先輩といたからすかねー」
とニカッと笑う石上の姿にAは下を向いた
『…さっ！石上くん帰ろっ』
バッと顔をあげると、いつもの笑顔で勢いよく石上の手を握るA
「ちょっ‥‥」
いきなり繋がれた手にビックリする石上
『‥‥‥今日だけ…。だめかな？』
「‥‥いえ…」
そのまま手を繋いだまま帰る二人を月だけが照していた。
〜〜〜〜〜〜〜
(隠れｷｬﾗ編)
ﾌﾟﾙﾙｯ ﾋﾟｯ…
「父さん花火見えた？」
携帯で話す一人の美形な少年
[形は歪なやつだったがな。もっとﾊｰﾄとか、なかったのか？]
「いや帰ろうとしかけてたのに、いきなりなんでもいいから花火打ちこめとか、めちゃくちゃだって！」
[まーけど出来たじゃねーか花火職人なれるんじゃねーか？]
「そりゃまー、姉さんの為だしね…。」
元気のない娘を心配し見にきた父が、花火の着火地点にいる弟に電話し
弟が職人に無理を言い、一発打ちこんだ事は誰も知らない裏話である。
━━━━━━━━━━
はい夏休み編終了です！
七回は書き直して、告白させたり、イチャイチャさせたりしたけど、まだミコちゃんやつばめ先輩出してないからやり直して結局最後かなりグダグダになりました。
無理矢理、弟出すし。初め作者の中では姉いる設定にしたかったのになー…
まー弟になったのは作者の作品が行き当たりばったりだから仕方ないとして。
次は二学期か過去編します！
登録者様など多くなっててﾋﾞｯｸﾘしてますｱﾘｶﾞﾄ―ｺﾞｻﾞｲﾏｽ!
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西姫(プロフ) - めちゃくちゃ面白いしキュンとしましたしました(*^^*)続きも読ませてもらいます！ (2023年1月9日 0時) (
レス) @page50 id: 88164419ff (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - ナブなさん» ありがとうございます。もうアニメ一期の時に書いたやつなので見直すことがなかったので助かりました。ありがとうございます。 (2020年5月25日 4時) (レス) id: 9aeea3448b (このIDを非表示/違反報告)
ナブな(プロフ) - 好きです(唐突)あ、あとそうゆうではなくそういうですよ((ｺｿｯ (2020年5月21日 2時) (レス) id: dd9b731457 (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - viviさん» ペチャパ…確かに何故イつけなかったんだろww コメントありがとうございまーす (2020年4月9日 20時) (レス) id: 9aeea3448b (このIDを非表示/違反報告)
vivi - ひぁぁとうとひぃぃ (2020年4月9日 17時) (レス) id: 623f3ee5b5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2019年3月27日 1時
