１５.５話ー ページ19
石上家、一室の暗い部屋で佇む男
石上優
「はー・・・ 誉めたつもりなのに…
ナワってチクチクするんだなぁー」
縄をジッと見つめる石上
『もー。なにしてるの石上くん』
「ハッ… なんでA先輩がここに？
ってここ僕の部屋ですよ？」
声がする方を見ると扉の前に笑顔で立ってるA
『んー、家の前でパパさんに会って、石上くんに会いに来たって言ったら入れて貰えたの』
へらっと笑うAに石上は呆れるのと同時に、自分の父親に腹がたった
「息子の部屋に女引き入れるとか、なに考えてんだよ…」
『石上くん。そんな事より気付かない？』
「なにがですか。男の部屋にのうのうと上がり込んできた女の話しですか？」
少しイライラもありキツク当たる石上に
『千花ちゃんのリンスには気付くくせに…』
そう言って下を向くA。
石上は、はぁ…とため息をつきながらもAに近付き
クイッと顎を掴みあげた
「リップ変えましたよね」
『あーっ 気付いてたんじゃん！！なら言ってよー！！』
「A先輩の場合いっつもプルプルうるうるしてて分かりにくいんですよ。
しかもリップの色薄いし。
それに気付いたの言って貰えるまで黙っとくとか、めんどくさい女ですよそれ
まー男はなんだかんだめんどくさい女を好きになるんですけどね
てかそろそろいきますよ。」
『どこに？』
「は？A先輩の家でしょ。外暗いから送るんですよ」
『・・・ふふっ』
「今日笑いすぎっすよ。なんだよ」
『ううん。石上くんは今のままがいいなぁって』
笑顔で言うと石上は
「嫌われてる僕みてそんな楽しいもんですかねー。 本当にからかうの好きな人だなー」
と石上は呆れていたが
なんだかんだで、また学校側の道程に戻ることになるのにAを送ろうとする石上は、不器用ながらも優しい男だった。
￣￣￣￣￣￣￣￣￣
コメント、登録等ありがとうございます。
そろそろ少しずつヒロインの恋愛にちゃんといきたいので頑張ります。
分かりづらいからタイトル本当ならつけたほうがいいんでしょうが、
作者タイトルつけるの本当に苦手で、○○話ー！とかで申し訳ないなと思います。
早くミコちゃん編、つばめ先輩編いかなきゃ…
まず夏休みか…
て事で次は石上の気持ち編？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 538人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
西姫(プロフ) - めちゃくちゃ面白いしキュンとしましたしました(*^^*)続きも読ませてもらいます！ (2023年1月9日 0時) (
レス) @page50 id: 88164419ff (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - ナブなさん» ありがとうございます。もうアニメ一期の時に書いたやつなので見直すことがなかったので助かりました。ありがとうございます。 (2020年5月25日 4時) (レス) id: 9aeea3448b (このIDを非表示/違反報告)
ナブな(プロフ) - 好きです(唐突)あ、あとそうゆうではなくそういうですよ((ｺｿｯ (2020年5月21日 2時) (レス) id: dd9b731457 (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - viviさん» ペチャパ…確かに何故イつけなかったんだろww コメントありがとうございまーす (2020年4月9日 20時) (レス) id: 9aeea3448b (このIDを非表示/違反報告)
vivi - ひぁぁとうとひぃぃ (2020年4月9日 17時) (レス) id: 623f3ee5b5 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2019年3月27日 1時
