７３ ﾋﾛｲﾝside ページ35
私はあるパーティー会場らしき場所の近くに来ていた
ターゲットはステルなんちゃらって人らしいけど、
「Aターゲットの写真いる？」
『別にいらない。私一人で行っていい？』
「大丈夫？ て大丈夫か。」
行ってきます。とイルミの頬に唇を落とし会場の正式な入口に向かうこんな事だろうと、変装して良かった。
いつもの黒カラコンに
イルミを意識してみた黒髪ロングウィッグに
背中が腰までパックリ空いたラメ入りの黒ドレスを着た。ラメ入り黒ドレスはキキョウさんに貰ったやつ身体のラインにかなりそってる
背中見えるドレスなら髪あげたらってイルミに言われたけどイルミはまだまだ分かってないなー
「招待状をお願い致します」
念能力のボディーガードに受付をやらせている時点で会場の中で行われるのは良い事ではないね。
『はい(ﾆｺｯ』
笑顔でバックの中を探す。まー入ってないんだけど
『あれ？ えっ嘘! あっごめんなさい。忘れてしまったみたいで…どうしよ‥‥すみません!!出直してきますね』
わざとﾍﾟｺｯとお辞儀をし会場を背にするようにクルッと回り歩き出すのは1歩
ｺﾂｯ
「待って。キミ彼女は私の連れだよ。だから通したまえ」
ﾌﾌｯ引っ掛かったっ♡
「それは困ります。」
「困るだと？これでも私を否定するのか？」
と他の人とは違う色の招待状を出す一人の男。
やっぱりね、一人だけこれでもかって程の高級ブランドのスーツに時計、そしてピカピカに磨かれた靴、やっぱりコイツの近くで入ろうとして良かった
「それはっ！申し訳ございません。ご主人様からお伺いしております。どうぞ」
受付の男達は頭を下げている
「どうぞ。お嬢さん。」
『けどいいんですか？』
「えぇ、私なんかと一緒で良ければですが」
『ありがとうございます。本当に助かります。家まで遠くでしたので助かりました。』
「いえいえ、では行きましょうか。」
スッと背中の方に手が回ってきた
「！！おっと失礼。エスコートのつもりが素肌に触れてしまいました」
『いえ。ありがとうございます』
わざとだろ？わざとチラッと見えるように深く頭を下げたのよ。真後ろにいた貴方が背中が空いてる服に気付かないわけはない
「それにしても綺麗な人だ。貴女をエスコートする相手がいないのが不思議なぐらいだ」
『ﾌﾌｯお上手ですこと』
「本当ですとも。おっと自己紹介がまだでしたね。私、ステル=フォワードと申します」
えっステルなんちゃらってこいつ？
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アカバネ(プロフ) - 好きすぎて死にかけました。まじでキュン死するかと思いました。最高の作品ありがとうございます (2021年11月4日 19時) (
レス) @page50 id: 7b02ef8ac2 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 面白かったです！R指定だからもっと思い切って書いちゃってもいいと勝手に思ってしまいました！焦らされると待てないですっ！笑応援してます！！ (2021年9月13日 23時) (レス) id: 769fe6ecc6 (このIDを非表示/違反報告)
珈琲牛乳の勇者(プロフ) - 桜の君さん» ありがとうございます！イルミ推し少ないから言いづらいのでしょうか。互いにイルミヲタク頑張りましょー (2020年5月3日 0時) (レス) id: 9aeea3448b (このIDを非表示/違反報告)
桜の君(プロフ) - すごく面白かったです。イルミ推しだと言うことを誰にも言っていなかったので、うれしかったです。これからも隠れイルミヲタクをしていきたいと思います。 (2020年5月2日 22時) (レス) id: 30900f63a7 (このIDを非表示/違反報告)
midori★彡(プロフ) - 珈琲牛乳の勇者さん» 恥ずかしながら、珈琲牛乳様の作品でますますイルミ推しに…))//(〃ω〃) (2019年10月9日 13時) (レス) id: d86c41ea14 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：珈琲牛乳の勇者
| 作成日時：2018年9月22日 3時
