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『遅れました。すみません』
Aは非常に簡潔にそう言ってウィリアム団長に団長席に座ってもらう。
団長はウィリアム団長以外全員揃っていたようだ。
それと共に通信魔法で魔法帝の側近のマルクスの姿が現れる。
「魔法帝はまもなく到着されますのですみませんがもう少しお待ちを...」
団長達は大体を察する。
また会議なぞ忘れて魔法ぶらりでもしているのだろう。
『私...探してきましょうか』
Aがそう通信魔法のマルクスに話しかける。
すると、マルクスは非常に申し訳なさそうに
「お願いします...」
と言った。
「あふふ〜じゃあ僕も暇だしお手伝いしようかな〜」
リルは立ち上がって平筆を持ちながらそう言う。
だが、それに団長達が想像したのは...
『...っ、見つからない...』
「大丈夫、絶対僕達で見つけるからね...!」
『リル団長っ...私、団長の...団に...入りたいですっ!』
想像力豊かな団長達が想像したのはリルとAがいい感じになる様子だった。
団長達は思った。
「「(何としてでも阻止しなければ!)」」
団長達は一斉に席を立つ。
あの常に寝ているドロシー団長でさえも。
「魔法帝が居なければ会議は始められまい。私達も探すぞ」
ノゼル団長はそう言ってリルを睨む。
Aの事だけには団長達の意志は合致するのだ。
そんな事などAは露知らず、
『では手分けして探しましょうか!』
と班分けする為か何処からくじ引きを出して言った。
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舞(プロフ) - 緋影露さん» 了解です^o^ (2021年8月3日 2時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
緋影露(プロフ) - ririyさん» ありがとうございます!私絵を描くのが好きなんですけどあんまり褒めてもらえたことなくて今めっちゃ跳ねてます(?)画力もっと上がればいいなぁ...なんて。コメント嬉しいです! (2021年8月2日 17時) (レス) id: e9997803dc (このIDを非表示/違反報告)
緋影露(プロフ) - 舞さん» あわわわわ、遅れてすみません(汗)受験勉強でしばらく更新遅れちゃったりするのですが暇ある時に書き溜めしてるのでもうしばらくしたら更新します!あの銀の翼を持つ天使も更新頑張りますので気が向いたら時にでも... (2021年8月2日 16時) (レス) id: e9997803dc (このIDを非表示/違反報告)
ririy - すごい絵がうまいですね 私だったら絶対書けません (2021年8月2日 0時) (レス) id: b22339e9a9 (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - 更新頑張ってください!! (2021年6月24日 4時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:緋影露 x他1人 | 作成日時:2021年1月24日 16時