おばあちゃんちにいきました。 (3) ページ6
「幽助！久しぶりだべさ！」
「おー！陣！ひっさびさだな！」
「パパー、Aとんでるよ〜すごい〜？」
わたしは今、じんに肩車してもらってなんと空を飛んでいます。
「はいはい、すげぇな。…なんでこんなことになってんだ？」
訳が分からないようすのパパは、ほっぺたをポリポリかいて首をかしげました。
「幽助！やっぱりお前ぇだったか！」
「酎ー！」
「数年ぶりだなっ」
パパとお話ししていると、後ろから他のみんなもやってきて、パパに久しぶりと挨拶をしています。
そらを飛べるひとがじん、お酒の匂いがするモヒカンのひとがちゅう、ヨーヨーを持ってるりんく、こおりを出せるとうや、あとすずきと、ツンデレのししわかまる、というのが、このひとたちの名前です。
「パパだっこー」
「へいへい」
じんに下ろしてもらって、パパに駆け寄ります。パパはいつものようにわたしを抱っこしてくれましたが、それを見てじんたちが目を丸くしています。
「パパ…」
「パパか…」
「パパだってよぉ」
「…感慨深い」
「あの
「……」
「てめぇら言いたいことあんならはっきり言えよな」
どうやら、わたしがパパをパパと呼んでいることが不思議なようです。へんなの。
「Aみんなにあそんでもらってたんだよ」
「そっか、よかったな。さっきばーさんからお前らが久々に
パパはわたしにニッコリ笑うと、じんたちにすまなそうに言いました。
「そう思うのなら、しっかり首輪でもして繋いでおけ。ちょろちょろされてはかなわん」
「またお前…すぐそう思ってもないこと言う」
眉間にシワを寄せながら、ししわかまるが言うのを、すずきが苦笑いしながら肩をたたきます。
「思ってもないだと？本心だ！」
「ししわかだっこー」
「チッ」
ししわかまるに手を伸ばすと、文句を言いながらパパからわたしを受け取って、ちゃんとだっこしてくれました。
すずきが「いやお前そういうとこだよ」と言いましたが、わたしにはよく分かりませんでした。
「結局こいつが一番可愛がってんだ」
ちゅうが呆れまなこでパパにそう言うと、パパは嬉しそうに「ありがてぇわ」と笑いました。
この後、ししわかまるにだっこされたままわたしは寝てしまって、様子を見にきたおばあちゃんがわたしを引き取って、みんなはしゅぎょうに戻りました。
もっと遊びたかったなぁ。
パパにはないしょ。 (1)→←おばあちゃんちにいきました。 (2)
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唄夜叉姫~UTAYASYAHIME~ - 幽助&螢子の娘の名前をきよの由来は[道成寺]の清姫🐍の名前から貰い,漢字では[希世]です1人1人の[希望]という光が[世界]に届けて欲しい願いを込めた名前です (1月27日 16時) (
レス) @page9 id: 0be6243c60 (このIDを非表示/違反報告)
ムギ - 好きです…癒されました… (2021年9月16日 3時) (レス) id: 6186e9be0a (このIDを非表示/違反報告)
uru(プロフ) - シルバーウルフさん» お待たせしました、とりあえず凍矢バージョンで書いてupできました！時間あるときにまた見てみて下さい(o^^o) (2020年5月28日 16時) (レス) id: cd5d81a614 (このIDを非表示/違反報告)
シルバーウルフ - 分かった。(o・ω・o)ありがとう。(*^^*) (2020年5月28日 11時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
uru(プロフ) - シルバーウルフさん» 進んでますよ！お待たせしてすみません(;o;)凍矢の方から書いてて、もうちょっとで書き終わります！もうすこしお待ち下さい(;o;) (2020年5月27日 21時) (レス) id: cd5d81a614 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：uru | 作成日時：2020年5月11日 11時
