雄也パパと８人の小人１。（ＪＵMＰｘＪＵＭＰ）ゆやパパシリーズ(１)

＝いっしょ・２＝ ページ42

『抱っこさせて〜〜♪』


僕のからだが、ふわり。っと浮いて＿＿

ぎゅぅ〜。っと抱っこされる。



僕は見る、いっしょぅけんめぃ

ぼやけた目で、じっ。っと見るんだよ。



よく見えないケド＿＿うっすらぼんやり見える

にこにこ笑顔の、顔見える。



『りょ〜ちゃん♡
　僕だよ〜。ゆりにぃだよぉ〜〜♪』


＿＿ゆりにぃだっ♡


僕は、ぴたり。と泣き止むの。

『りょ〜ちゃん、いい子だねぇ〜♪』



..りょーちゃん。りょーちゃん？

りょーちゃん。。

あ。そうか、僕のなまえ。

僕は、りょーちゃんだ。



ゆりにぃ。ゆりにぃ。

ゆりにぃが呼んでくれた、なまえ。


りょーちゃん。




りょーはね、うれしいよ。しあわせ♪

ゆりにぃ。ゆりにぃ。ゆりにぃ。




これからよろしくね。

僕、いい弟になるからね。

ね。よろしくね。ゆりにぃ〜ぃ♡


＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

＿＿＿＿＿＿



大が、授業中ふざけてたから、居残り。

『待っててー。』って言われたけど。。やだ。


さきに帰っちゃう。



だって〜、今日はね。

んふふ。ゆり兄、早く帰ってくるんだもんっ。



朝、言ってたの聞いたんだ〜。

今日のお迎えは、けと兄が1人で行くって。



それにー夜ごはんのお仕度は〜

ゆり兄が今日、おとーばんだも〜ん。



だからね、僕ー早く帰って

ゆり兄のお手伝いするんだぁ〜♪



「ふっふー♡」



海岸通りを通って、お家に近付いてくると〜

うきうき♪してくるぅ〜。



ランドセルを、ポヨンポヨンって跳ねさせて

うっきうっき♪でスキップしながら〜


「あ。今日は、お父さんのお店から
　入らないで〜。玄関からは〜いろ♪」



僕はね、パパってゆーの卒業したんだよ。

なぜってね、ゆり兄が〜パパの事

お父さんって呼んでるからね

僕もまねっこしてるんだよ。


てへへ〜、まねっこ〜♪



玄関トコで、ぴし。っと立ち

インターフォンを押す♪



＿＿ぴぃんぽ〜〜ん♪



少しの間のあと＿＿＿パタター。って音して

カチャとドアが開いた♡


ゆりにぃの声だ。

「はぁ〜ぃ。おかえり〜りょ〜ちゃん♪
　＿＿っと、、あれ？涼ちゃんひとり？」



「ぅん。ただいまぁゆり兄ぃ。」


「ん。おかえり。＿＿大貴はどーしたの？」


「ん〜、あのね。大はぁ、少し居残り〜。」


「ふふ。。居残りか、何しちゃったの？大貴」


「んーっとね、授業中におふざけしてたの。
　そしたらね、潤先生のカミナリ落ちたの。」

「うふふ〜。そっかー、、」

＝いっしょ・３＝→←おまけ【ゆりにぃとりょうちゃん】＝いっしょ・１＝〜りょーさいど〜

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