雄也パパと８人の小人１。（ＪＵMＰｘＪＵＭＰ）ゆやパパシリーズ(１)

＝たからもの・２３＝ ページ25

「すごぃれしょー。んふふ♪」


どうするのかなぁ。。って見てたら

大貴とりょーちゃんは

顔を見合わせ、笑い合う。


僕が、ホッとして見ていると...



ひーちゃんも、小さな肩を

ほ。っと揺らし、にこにこ。

「あ。。わらってゆ〜♪よ〜かった！
　ねぇ、だいにぃーも、りょーにぃーも
　なかなぉりねっ♪」



大貴がニカッっと笑って

「うん！ひーちゃん、ありがとなっ。」



りょーちゃんは照れたように笑って

「ん。ひーちゃんのおかげで
　仲直りしたよ。ありがとーひ〜ちゃん♪」



ひーちゃんは、お腹の前で
　
小さなお手手を、ぐっぱ。ぐっぱ。して

「てへへなの〜、、てれるぅ。
　んふふ〜♪」



おっきな真ん丸お目目をなくした笑顔で

肩をすくませ、もじもじ。にこにこ。





かわいすぎるひーちゃんを

僕は、ほのぼの〜って見る。

ひーちゃんは、いつも一生懸命だなぁ〜。


んふふ〜。



ほのぼの〜で、でれでれ〜な僕。



そんな僕を横切って、しっかり者の裕翔が

「ほ〜ら。ちびっ子組みは、もう寝る時間だよー。
　ほ〜らほら。ひーちゃん、こーちゃん。
　ほれほれ、大も涼も〜〜っっ。」



大貴と涼ちゃんは、ぷんすこー。ってして

大貴がおっきな声で反論〜♪

「ひっでぇ〜〜。。ゆとにぃ〜ッッ!!
　オデ、も〜９歳だぜっ。ら・い・ね・んは
　１０で、ふたけたぁ〜〜!!」



裕翔はため息ついて笑いながら

「ふぅー・・も〜じゃなくて、“まだ”９歳だろ?!
　もー９時なんだ。お子様は寝る時間。」


「なんだよー。。ゆと兄だって子供だろっ」


「ああ、そうだよ。だから、オレも寝るよ
　ひーちゃんとこーを寝かしつけたらさ。」


「ぐぅーっっ。。」


「ふふ。じゃ〜ひーちゃん、こーちゃん。
　ゆと兄と行こう？ゆと兄がね〜絵本読んで
　あげるからね〜。」



「「わぁ〜〜〜ぃぃ。。」」

ひーちゃんも宏太も

きゅ。っと裕翔の手を握る。




圭人がクスクス笑って

「なぁ、大貴。＿＿＿なんなら俺が、
　大貴と涼介に読んでやろ〜か絵本？
　何がい？な、大貴。」


「き。きぃ〜〜〜っっ。。
　オデ、そんなガキじゃねぇーぜっ。
　な、りょうっ！」


「う、うん。そーだよ、、
　しっけーだよ。けと兄ぃ！！」


「くくくく＿＿＿っっ。」


「もうっ。もういいよ、ねるよーだ。
　な、涼っ。」


「うん。」



大貴と涼ちゃんは、ぷんぷん。

「「おやすみなさ〜い。」」

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