雄也パパと８人の小人１。（ＪＵMＰｘＪＵＭＰ）ゆやパパシリーズ(１)

＝たからもの・１７＝ ページ19

「う゛〜〜。ゆり兄、それって何ザルッ？？」

ふんふん、お鼻を鳴らして聞いてくる大貴に・・

「ん？なにザルって・・日本猿かな？」


「ん゛〜ん゛っ。。そうじゃなくてぇー
　ボス？？ボスザルってコト？！
　なぁなぁ、オレ、ボスザル？！」

「ん〜・・ボス猿ではないと思うよ〜
　だって、うちのボス猿は、お父さんでしょ？」

「えぇぇ〜っ。。じゃあ、じゃあオレは？！」


「ん〜。。大ちゃんはねぇー・・
　まだ子ザルだよ〜。」


「えぇぇ〜〜っ。こぉざぁるぅぅ〜〜っ。。
　オデ、ボスザルか、ゴリラがいいよぉ〜!!」


「ん〜・・大ちゃん。ゴリラは早いよ〜。」


「えぇ〜〜っっ。。」

って、僕と大貴のやり取りに

みんながゲラゲラ笑い出す。



さっきよりもっと肩を揺らして雄也パパが

「おいおい、侑李ぃ〜
　ゴリラがまだ早ぇーってど〜ゆう意味だよ〜。」


「ん〜・・だから〜、なんてゆーかさ。
　大ちゃんが、おっきくなったら可能性が
　あるかもしれないーってコトで〜。」


「ああ、中坊ぐれーになったら
　急にゴリラ化？！怖ぇ〜！！
　パパやだぞ、大貴のゴリラ化。。
　な、やだよな？！な、圭人っ。」


「ん。そぅだね・・ちょっと嫌かな。
　ふふふ。ね、父さん。」

「な〜。つーかさ、侑李。
　俺、ボス猿やなんだけど？！」


「もぉ〜〜。お父さん、それは
　言葉のあやでしょーっ。いいのっ
　そこは深く考えないのっ。」


「俺、どーせなら黒ヒョウとかトラとか
　かっけーのがいいなぁ〜。」


「お父さん、子供じゃないんだから！！」


「何だよ、いいじゃんなぁ〜。
　なぁ、裕翔。」


「ふふ、そうだね。
　じゃあ、僕は馬がいいかな。
　ね、けと兄は？」

「う〜ん、じゃ俺は、ライオン♪
　ね、ひーちゃんは？なにがいーい？」


「んと。。んっとね、ひぃね。ひぃね
　わんわん。ぽめぽめ、ぽめらにぁん♪」


「ふふ。そっか〜ポメかぁ〜
　合ってるね〜。それでーこうちゃんは？
　けと兄に教えてくれる？」


「んっと、えっと。こーね・・
　ふくおー。」


「ふくお・・？？福王？？
　わ〜、、こーちゃん有り難い感じ〜。
　って。。こーちゃん？？」

「んーんっ。
　こーは、ほぅほぅ。ってなきゅっ。」


「ほうほう？・・
　＿＿ああ、分かった。鳥のフクロウさんだ？」

「んっ。。」

「そっか〜♪
　んでんで＿＿何々、涼介は？」

「んー・・。僕はねぇ・・ん〜。
　あ。んと、ゆり兄は？ゆり兄はなぁに？」

「え、僕〜？」

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