雄也パパと８人の小人１。（ＪＵMＰｘＪＵＭＰ）ゆやパパシリーズ(１)

＝たからもの・１０＝ ページ12

「かわいい〜慧ちゃん♪」


僕が慧ちゃんにほのぼのしてると..帰る準備万端の３人

圭人もひー＆こーも、慧ちゃん見てニコニコ。




母性のかたまりのような小さなママの光は

慧にぺたたー。って近付いて

「かわいい慧ちゃん♪
　ね、ひーとお手手つなぃで、いこう？
　まぅまぅのーこぎこぎまでっ。ね、慧ちゃん。」


「あぃっ。」

こくん。っと頷いた慧ちゃんと

きゅ。っと仲良く手を繋ぎ...２人がとことこ。

可愛く歩き進むと＿＿＿



ん？あれれ？

..こーちゃんは、俯いて、口尖らしてる。

どーしたのかな？？

「ね、お〜い。こーちゃん、どーしたの？
　帰りますよ？？」


「やっ。。」


「え？こーちゃん、どーしちゃったのよ〜。。
　ね、行こうよ。ほら、ゆり兄とお手手つなご？
　ね〜、こーちゃん。」


「やっ。いーやっ。。」


「ええぇ〜〜、そんな〜、、ゆり兄傷付くぅー。
　あ、じゃあ。ほら、けと兄も付けるからぁ〜。」


「やっ。。やらっ。。こーは、こーはね、
　ひかちゃと、て。つなぐぅっ。。＿＿んぅっ。
　つーなーぐぅ〜〜っっ。。」


「おおぅっ。。圭人大変だ＿＿」


「ああ、大変だね...ゆり兄。どーする？」


「う〜ん。宏太の光への愛が強すぎて
　手に負えないよぉ〜〜。。」


「本当だ、本当だ。う〜ん・・」


「も〜しょうがなぃ。。
　えーっと、、＿＿ひーちゃん、ちょっと〜。」


慧ちゃんの歩くスピードに合わせていた光は

まだ全然進んでなくって＿＿



くり。っと振り返った光が、ニッコリ可愛い

キラキラの笑顔で言った。

「こーちゃん。はやく、ひーとお手手つないで？」


そー言って、右手を、ぐっぱ。ぐっぱ。して

優しいママにみたいに言うんだよ。


「こーちゃんが、ひーの近くいなぃと
　ひー、とってもシンパイよ。ほぉ〜らはやくー。」



「ん゛っ。」

宏太は大きく、こくり。っと頷き

ぱたたー。っと走った。



＿＿ああ、ころばなくてよかった〜〜♪ほっ。




「ひかちゃぁ〜♪」

急いで光の隣にいって

きゅ。っと手を握り、宏太は目をなくしニコニコ。



隣で見てた圭人が、楽しそうにクスクス笑い

「くくく＿＿。なんだかさ、ひーちゃんの
　“ほ〜らはやくー”の言い方が、ゆり兄に
　そっくりだったねー。今。」


「そーかな？」


「ああ、すっごく似てたよ。ふふふふ・・」


「ふふ＿＿＿じゃ、行きましょうかね。
　みなさ〜ん♪」



「「「あ〜〜〜ぃぃ。」」」

＿＿＿＿＿＿＿＿＿

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