想像 ページ11
「休憩の時間だー！」
練習途中に、瀬戸先輩の声がした
もう、休憩の様だ
俺達はベンチに向かう
「剣城、今日もすげーシュート見させてもらったぜ、流石エースストライカーだな！」
瀬戸先輩は無邪気に笑って、俺にタオルとドリンクをくれた
「有難うございます」
俺はそう一言だけ言って、その場から少し離れた場所で座った
「...はっ..」
ドリンクを飲んだ後、タオルで汗を拭く
その時
「やあ、今日も絶好調だね」
「...フェイ..」
フェイが隣に座った
「ドリンク、美味しいよね」
急にドリンクの話しに持ち込むフェイに不思議に思いながらも頷く
「...Aもこのドリンクをいつも作っていたんだよ」
「！？」
...また、【A】の話..
何だ、皆してAとかいう話をして..
「一体、そのAという人やらに何があるんだよ」
俺は気になってそう聞いてみる
すると、フェイは少し悲しそうに目を伏せれば、俺を見た
「そっか...やっぱり完全に忘れてしまったんだね..」
「...え？」
フェイは何か小声で言ったかと思うと、「何でもないよ」と笑った
先程何を言っていたのか気になるが、言えそうな雰囲気でもなかった
「Aはね、葵ちゃんからも言われたと思うけど、君の彼女なんだよ。誰からも愛されてね...とても良い子だったんだ」
フェイはそのAという人の事を淡々と説明を続けた
俺には彼女がいたのか、マネージャーが４人だったのか、等とそこまで何も感じなかった
それは俺に愛が足りないのか、自分自身どうでも良い、面倒臭いと感じているからなのかは分からない
相手のことを知らないから冷めているのかもしれない
色々な考えが浮かぶも、自分には何が当てはまるのかすら想像できない
想像力の無さを改めて実感した
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柚霞 - 嫌われ小説禁止...ってもう占ツクなんてやってないかww (2022年10月14日 20時) (
レス) id: 1cc8a1f72f (このIDを非表示/違反報告)
糞が - 最低女 (2018年2月6日 1時) (レス) id: 946af899f6 (このIDを非表示/違反報告)
コロネ君(プロフ) - 愛莉咲さん» ありがとうございます。喜んで頂き幸いです（＾∇＾） (2014年6月21日 9時) (レス) id: 1152812d15 (このIDを非表示/違反報告)
愛莉咲 - 面白かった♪ (2014年6月16日 20時) (レス) id: 4e8619a983 (このIDを非表示/違反報告)
コロネ君(プロフ) - 初めまして！返信遅れてすみません＞＜;ほわわわ///有難うございます//！ はい！登録しますね！！ (2013年8月3日 15時) (レス) id: 40b2ae9dbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：コロネ君 | 作者ホームページ：http://profile.ameba.jp/desuso-do10/
作成日時：2013年5月12日 15時
