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シェイクとアップルパイを買った(ショッピが)
｢んふー！うまい！人の金で食べるアップルパイうまい！｣
｢めっちゃ元気…｣
｢お、落ち込んでます一応。ってかショッピはコーラだけで良かったの？｣
｢まぁ。あ、パイついてますよ｣
｢え、嘘どこ｣
ショッピの手が私の頬にふれる。え、何こいつ。こんなことさらっとすんの？最近の若いもんは…
ちょっとときめいてしまった。私結構軽い女なのかもしれない。くそー。
｢…顔赤いっすよ｣
｢赤くないし｣
｢どう見ても赤いのになんで否定するんすかwww
それ食ったらゲーセンでも行きましょ｣
｢ん、行く！｣
それにしてもショッピが慰めてくれている(？)おかげで私の心のダメージもそこまでない気がする。多分。案外ショッピは本当に優しい後輩だったのかもしれない、と考え直す。くそ生意気とか思っててごめん
***
ゲーセンではクレーンゲームをしたり音ゲーやシューティングゲームをした。ショッピちょとっゲーム上手すぎません？対戦系のやつ全部負けたんだけど？
｢A先輩が弱すぎなんすよ｣
｢ショッピが強いんだよ｣
ちょっとくやしー！1つくらい勝ちたかったなぁ…バフっとショッピがとってくれたぬいぐるみに顔をうずめる。もふもふ。
その時ｶｼｬｯと音がした。
｢は？なんで撮ったし。けせよ｣
｢嫌っす｣
｢意味わからんスマホよこせ！｣
｢届いたら消していいっすよ。まぁ背の低いA先輩には無理だと思いますけど笑 ほらほら〜｣
ははっーん！まーた煽られた☆(？)
頑張ってショッピからスマホを奪おうとしてたんけだど。
｢うっわ。｣
…え。あ、この声は。
｢あ、この人先輩の…｣
｢…ん。｣
数時間前に私のことフッた人だー！やべぇ超逃げしだたい。
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