大丈夫だよ ページ29
※嘔吐表現あり
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岸side
「れん、ちょっとお部屋移動しようか」
その俺の言葉が耳に届いたのか
小さく頷いてくれた。
「紫耀たち、ちょっとここで待ってて。すぐに戻ってくるね」
紫「あい…。れーくんのことお願いね…」
ウルウルとした表情のまま
廉の事を頼んでくれた紫耀。
「おうっ、まかせろ！！」
廉を優しく抱っこして、洗面所へと向かった。
「れん、ここなら気にしないで吐いちゃっていいから」
廉「っ、はぁっ…げほっ、ん…」
俺の言葉に小さく頷いたあと
背中が波打った気がして…。
廉「げほっ、おえっ…はぁっ、ごほっ…」
「そうそう、上手だよ〜。スッキリするまで出しちゃっていいからな」
辛いよな。
目にたっぷり涙を溜めて、ゲホゲホと吐き戻してる廉。
そんな背中を摩りながら、声を掛ける事しか出来ない俺。
：
：
漸く吐き気が治まったみたい。
廉「ぱぱ…涙」
「うん、よく頑張りました。最後、ぐちゅぐちゅペーだけ頑張ろっか」
コップにお水を入れ、廉の口元へ持っていくと
ゆっくり口に含んでくれて、ペッと数回うがいをしてくれた。
「どう？すっきりした？」
廉「ん、、すっきり…」
「良かった、よかった。皆の所、戻ってねんねしようなぁ」
抱っこして頭を撫でてあげながら
皆のいるリビングへと戻る。
紫「れん！！」
「紫耀たち、待っててくれてありがとな。もう大丈夫になったからね」
勇「あーと」
「ううん。ちょっと廉の傍に居てくれるか？」
海「あい、、パパは？」
「うん、洗面所行ってくるから」
廉「あ…れーくんの、汚い…」
そう言って起き上がろうとする廉。
廉の傍にしゃがんだ。
「廉、汚くなんてないよ。家族だから」
廉「っ…」
「ね。大丈夫。紫耀たちとここでゆっくりしてて」
そう言ってまた頭を撫でると、分かってくれたようで
小さく頷いてくれた。
「よし、これスポドリね。吐いたばっかだからゆっくり飲んでね」
廉「あーと、」
廉にスポドリを手渡して
俺は洗面所を綺麗にする。
：
：
よし、綺麗になったな。
手を洗ってキッチンに戻れば
少しだけ回復してきてるのか、寝たままではあるけど
楽しそうに5人でお話ししてる。
そんな姿に安心しながら、俺はごはん作りを再開する。
「はーい、出来たぞ〜」
海「わーい！」
「ふふ、熱いからフーフしてから食べてね」
そう言うと可愛いお返事が返ってきた
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岸くん推し - はい！頑張りましょう！ (5月24日 20時) (
レス) @page29 id: 9b03f4350a (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 岸くん推しさん» 岸くん推しさん、初めまして。こんばんは。お返事遅くなってしまい申し訳ないです。はい！一緒にこれからも頑張っていきましょう (5月24日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
岸くん推し - 一緒に頑張りましょうね！ (5月23日 17時) (レス) @page29 id: 9b03f4350a (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - オムライスとトマトさん» オムライスとトマトさん、はじめましてこんばんは。お返事が遅くなってしまって申し訳ないです。いつも読んでくださってるのですね、凄く嬉しいです！私なりのペースで偏りもあると思いますが頑張っていきますのでよろしくお願いいたします (2023年2月19日 19時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
オムライスとトマト - こんばんは！初コメント失礼しますいつも黒瀬さんの作品楽しみにしてます黒瀬さんのペースで頑張ってください！ (2023年2月18日 23時) (レス) @page7 id: 3e16c1cc65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2023年1月31日 22時
