審査 ページ16
岸side
施「ありがとう。あの子達もあれから、岸さんが来てくれるのを凄く心待ちにしてたのよ」
「本当ですか！？」
施「えぇ。来ないって分かると凄く寂しそうでね」
そう言ってくれたのも嬉しかったけど
しょう達の中で俺の存在が
「怖い存在」じゃなくなったことが凄く嬉しかった。
「そうだったんですね。俺ここ2日悩んでて、決めてから来ようと思ってたんで…」
施「そうだったの。でね、引き取るために審査をしなくちゃいけなくて」
そしてここから、しょう達を
「家族」として迎え入れるために
俺の審査が始まった。
施「この審査に通れば、しょうくん達を家族として迎え入れる事が出来るわ」
でも反対に、この審査に通らなかったら…
俺がしょうたちの家族になる権利は獲得できないってことだよな。
施「でも、きっと岸さんなら大丈夫だって。何故かは分からないけどそう思うわ」
その言葉に少しだけ、心にあった不安が無くなって言った気がした。
＊
＊
まずは、収入面での審査からだった。
しょうたちを養っていくことはできるのか
収入は不安定じゃないか、など沢山の項目があった。
審査「収入面は今の所問題なさそうですね」
「よかったぁっ…」
無事に、収入面での審査は通る事が出来た。
そして次は生活環境の審査。
不自由ない生活が出来るスペースがあるか
食事、お風呂、就寝といった
日常で行うものが全て整い、スムーズに行えるか
後は、周りの環境なども審査の対象らしい。
審査「生活環境面も問題なさそうですね」
「はいっ…」
審査「うん、任せても大丈夫でしょう」
「本当ですか？！」
審査「はい」
そして思ってたよりも
あっさりと審査を通る事が出来た。
＊
＊
「ちゃんとお迎えに来るから。もう少し待っててな」
紫「うん！まってりゅ〜！」
「ふふ、お布団とか歯ブラシとかコップとか。ちゃんと皆に1つずつ専用のを用意するから」
海「せんよう！？」
「そうだぞ〜。ちゃんとみんな分あるからな」
そして今日、審査も無事に通ったことだし
しょうたちに会った時、俺と家族になる事を伝えた。
玄「岸くん、、ありがちょ！！」
「おう。これから沢山楽しい事しような」
それから、施設長の所に
挨拶に行くと、しょうたちについて
もっと詳しく話さなければならない事があると言われた。
「しょうたちについて、ですか？」
施「はい」
真剣な雰囲気に不安が募る。
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岸くん推し - はい！頑張りましょう！ (5月24日 20時) (
レス) @page29 id: 9b03f4350a (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - 岸くん推しさん» 岸くん推しさん、初めまして。こんばんは。お返事遅くなってしまい申し訳ないです。はい！一緒にこれからも頑張っていきましょう (5月24日 20時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
岸くん推し - 一緒に頑張りましょうね！ (5月23日 17時) (レス) @page29 id: 9b03f4350a (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬優花(プロフ) - オムライスとトマトさん» オムライスとトマトさん、はじめましてこんばんは。お返事が遅くなってしまって申し訳ないです。いつも読んでくださってるのですね、凄く嬉しいです！私なりのペースで偏りもあると思いますが頑張っていきますのでよろしくお願いいたします (2023年2月19日 19時) (レス) id: b90b4ec0c7 (このIDを非表示/違反報告)
オムライスとトマト - こんばんは！初コメント失礼しますいつも黒瀬さんの作品楽しみにしてます黒瀬さんのペースで頑張ってください！ (2023年2月18日 23時) (レス) @page7 id: 3e16c1cc65 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒瀬優花
| 作成日時：2023年1月31日 22時
