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懐かしい先輩達 ページ10

フジ「よ!昨日ぶりだな」



「ほんとだね、昨日はゲームしてたもんねー」



藤原くんと比べると少し小柄で、可愛らしい雰囲気を出す男の人が、楽しそうに喋っている。


その横から、「うっす、寒いから上がらせろよ」と笑いながら言う、車屋のこーすけが出てきた。



A「ひさしぶり、こーすけ!」



こーすけ「おー、Aじゃん。もしかして、今宵のパリピ?」



「イエスイエス」と首を縦に振ると、こーすけが「酒持ってきたぜ」と手に持っているコンビニのビニール袋を空高く上げる。



こーすけ「そう言えば、バイクの調子はどうよ」



A「元気にしてます!また見てもらうねー」



パーティーの前に結構盛り上がっていると、藤原くんは笑いながらため息をついた。


フジ「ここで盛り上がっても風邪引くべ、中にどうぞー」



2人を入れると、「このハンガーに上着かけといて」と指示する藤原くん。
本当にきちんとしてる人と思うところが何箇所もある。



「あれ?Aちゃんだ、ひさしぶりー」



小柄の男性が話しかけてきた。


私は見覚えがあるので必死に思い出す。
が、私の様子を見てかその男性は紹介をしてきた。



「俺は、平井賢洋、フジとかこーすけがヒラって呼んでたじゃん。ひさしぶり過ぎて、覚えてないか」



笑いながら言う彼に、私は挨拶をした。



A「お久しぶりです、ヒラさん。今思い出しました」



笑って返すと、「だよなー」とまた笑われた。



ヒラ「高校以来だからねー、雰囲気変わったね」



A「そうですかー?ヒラさんは眼鏡かけたぐらいですかね?」



「変化それだけってひどいなー」なんて笑うヒラさん。



たくさん笑う人たちに会えました。

突然の来客→←よく微笑む藤原くん



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作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:パン屋さん | 作成日時:2017年3月24日 13時

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