瑠姫 × 歳上彼女 ページ3
白岩瑠姫
ねえ、瑠姫？
私だってね
私だって瑠姫が居ないと何も出来ないよ？
･
瑠『あ〜A〜』
家に帰ってくるなり
出迎えた私に全体重をかけて抱きついてくる瑠姫
｢…もう…どうしたの？瑠姫｣
瑠『つ〜か〜れ〜た〜』
｢…うん…お疲れ様！ご飯できてるから食べちゃお？｣
瑠『…この匂いは…ハンバーグでしょ！』
｢…お！瑠姫さん大正解！｣
瑠『まじ？じゃあソースはね…デミグラス！』
そう言い瑠姫はリビングの扉を開けた。
瑠『…くっ…おろしポン酢だったか…！』
｢…これはまだまだ修行が足りないね、出直してきて｣
既に食卓に並んだハンバーグを見て悔しがる瑠姫
2人でいただきますと手を合わせれば
一目散にハンバーグへと手をつける彼は
瑠『…やべ…美味すぎる』
なんて両頬に沢山詰めながら美味しそうに言う
そんな瑠姫のことがたまらなく愛おしくなって
｢…瑠姫、ありがとう｣
私は瑠姫の目をしっかりと見つめ、そう呟いた。
瑠『…え？』
｢…あ、いや…今すごく幸せだなって…思って…｣
瑠『…俺もすごく幸せ』
微笑みながら私を見つめるその瞳が私を捉えて逃がさない。
瑠『Aの幸せが俺の幸せだし、いつだってAを幸せにするのは俺がいいって思ってる』
瑠『俺の方が歳下だし、Aからしたら子供っぽいって思うところもあるかもしれないけど』
瑠『Aのことを守れるのは俺だけだから』
瑠『これからもずっとAの側に居させて？』
少し首を傾けそう聞いてくる瑠姫
｢…もちろん、私はどんな時でも瑠姫の隣に居るよ｣
私がそう言えば
瑠姫はとても満足そうな顔をして
Aが作るハンバーグは世界一だな〜
なんてニコニコしながらハンバーグを頬張るんだから。
･
ベッドの中で後ろから抱き締められて
身動きが取れない私
瑠『…俺ね、誰かが居ないと生きていけないような人間にはなりたくなかったんだよね』
｢…え？｣
瑠『1人でも生きていけると思ってた』
｢うん、｣
瑠『だけど今は違うよ』
瑠『Aが居ないと俺、何も出来ない』
瑠『Aが居ない生活なんて考えたくもないけど、でもびっくりするくらいに色の無い日々を送るんだろうな…ってことくらいは想像が付くよ』
｢瑠姫…私にとっての幸せは、当たり前のように瑠姫の生活に私がいることだよ｣
とっくに当たり前だから、
そう呟き私を抱き締める力をより強めた瑠姫の体温は
じんわりと私の心まで温めていった。
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梓(プロフ) - ひまわりうさぎさん» コメントありがとうございます😭先程歳上純喜との小競り合いのお話をアップさせて頂きました‼️自信は無いですが楽しんでくださると嬉しいです❣️ (2022年1月18日 11時) (
レス) id: a0c207ee39 (このIDを非表示/違反報告)
だんご - 面白いです！！ほかのメンバーで浮気や嫉妬のお話が見たいです (2022年1月17日 22時) (レス) id: ff76bfb0d7 (このIDを非表示/違反報告)
よん - 浮気の話凄く好きです！ (2021年12月9日 23時) (レス) id: 197e9e2b32 (このIDを非表示/違反報告)
フウキ - アイドルの蓮君と同棲してるお話お願いしたいです！ (2021年12月7日 16時) (レス) id: df4d6de387 (このIDを非表示/違反報告)
ゆか - 同い年の彼女が不良に絡まれて怖がってる時瑠姫くんが助けて嫉妬する話が見たいです♡ (2021年11月10日 17時) (レス) id: 4e419ef1ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梓 | 作成日時：2021年10月24日 0時
