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＊ ページ11
「へ？」
「へこたれんと、作戦練り直せるやん。」
「…はぁ。」
あぁもう、慰めんの下手くそか。
「…やから、」
胸元を引っつかみ、自分の方に寄せる。
「！」
音を立てずに、上唇に吸い付いた。
「…これでちょっとは元気だしぃ。」
「…」
おい待てヤス、何しようとしてん。
「……は？えちょっ、」
ここ、廊下やねんけど。
俺と変わらない身長のくせに、俺を壁に押し付ける。
ダン、と音が響いた。
「それ、誘っとるん？」
「…は？」
「教官って、誘い受けなのわかってます？」
「…は？」
「だから、」
唇を塞がれ、酸素が回らなくなる。
「隙ありすぎ。気ィつけたほうがええですよ？」
妖しい笑みを浮かべてさっさと離れていく。
「……あんやろ…」
怒りと呆れと安堵が同時にこみ上げてきて、変な気持ちだ。
「おいヤス、お前あとで腕立て100回な、」
「えっ！？まじ？！？」
「まじ？やないわ！そんなアホ面しよってこの…」
でもそんな演技派天然ギャップ部下が好きだったりするから悔しい。
「教官も一緒に！」
「はぁ？そんなん罰ゲームの意味無いやん」
「なんで罰ゲームなんですか？」
「そらなんでって…考えやアホ！！」
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年下敬語攻め、誘い受け、ギャップ萌え大好きマンだよ
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作者名：Haru | 作成日時：2018年6月28日 19時
