5．負けが確定しても屈しない姿 ページ10
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
現パロ R 基本赤目線 苦手な方はブラウザバック
ドロドロ(？)にいきます←
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
そおいう雰囲気になった。
どちらともなく唇を合わせた。
最初は触れるだけだったのに、段々深くなっていく。
舌を絡ませられて、息が吸えない。
経験上、そろそろTシャツに手がかけられる頃だと察した。
けれど此奴は、唇を離して、予想外な事を言い放った。
「なぁ、じゃんけんせぇへん？」
「は？」
じゃんけんって何やねん…今やる事か…？
至近距離で見つめられ、視線がくすぐったい。
「うん。負けたら下ね。」
「はぁ！？えちょっ…」
反抗の弁も言い終わらないうちに、
「さーいしょーはーグーじゃーんけーん」
「マジ…？」
「ぽんー」
…勝ったよ？
「ま、けた…」
あからさまに凹む此奴。
いや、言い出したのはマルやん。
そのしょぼくれた顔が俺の何かに火をつけた。
それは多分、ドS部分。
「へぇ〜確か、負けたら下やったよなぁ？」
最高にワルいカオしてるよ、俺。
ソファに勢いよく押し倒して、上に跨る。
「ベッドか、ここか、選ばしたる。」
「…すばるくんが後悔しない方でええよ？」
「何や、余裕やん。」
「別に？」
組み敷かれてもなお、不敵な笑みを浮かべる此奴を、精一杯悔しがらせてやりたい。
そのカオが、快感に歪む表情を、見てみたい。
今までは俺ばっかヤられとったけど、たまには、な。
「ま、ええわ。」
ワイシャツのボタンに手を掛けた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Haru | 作成日時：2018年5月19日 15時
