4.霊能者と幽霊 ページ7
____________________
橙→霊能者
赤→幽霊
完全二次パロ
苦手な方はブラウザバッグ
カプ固定の方注意リバ要素若干あり怒らないで
____________________
形容しがたい感覚だった。
依頼の仕事を終え、帰り道。
神社の前を通り過ぎた。
異様な気配を感じた。
「…」
過去の経験上から言うと、こうなれば関わらない方がいい。
ここまで”気”が強いと、僕でもどうにもできない。
足早に神社の前を通り過ぎようとした。
だが、彼はそうはさせてはくれなかった。
「!」
僕は境内まで引きずり込まれる。
身体が止まった頃に姿勢を立て直した。
彼は僕の首元に冷たいものをあてて言った。
「懐かしいな。こんな風に逢えるなんて。」
「…?」
いや、全く身に覚えがない。
僕はこの界隈じゃあそこそこの数の霊と対峙しているから、僕に怨みを持っている類の?
「まぁ、そりゃそうやんな。」
そしてさっきから僕の首元に当てられていたものがなにか。
「お前は、俺が殺す。」
あぁ、ナイフ。
…そうだ、思い出した。
遠のいていく意識の中、うっすらと思い出てくるシルエット。
確か、あなたのなまえは──
____________________
3人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Haru | 作成日時:2018年5月19日 15時