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時間が過ぎるのは早くて、もう木曜日になってしまった
結城さんに彼らが来るということを話すと
みんな忙しいし、いつ会えるか分かんないもんね、と快くOKしてくれた
ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ
『いらっしゃい』
「A、久しぶり、お邪魔します」
『うん、じゃあ、私の部屋来て』
そう言って階段を上がった
久しぶりに会ったけれど、いつもと変わらない顔をしていて
それだけで、少し体が楽になった
全員が部屋に入り、座ったけれど、しばらく無言の状態が続いた
まず口を開いたのは彼だった
田「、、久しぶり、元気だった？」
『うん、元気だったよ』
みんな、暗い顔をしていて、
そんな顔をさせてしまって、ごめんと申し訳ない気持ちでいっぱいだった
高「その、余命宣告って」
『うん、この間、病院に行って、半年後の生存率が5%以下だって言われた』
京「……それもう、どうしようもないんだよね」
うん、ごめんね
そう言うと謝んなって誰かに抱きしめられた
これはジェスかな、おっきいもんね
松「……こんなにボロボロになるまで、誰にも頼れなかった？俺らになんで相談してくれなかったの」
『ごめん、何度も言おうと思ったけど、みんな忙しいし、迷惑かなって』
森「迷惑なわけないじゃん、俺たちはAが1番大事なんだよ」
『……ほんとごめん』
ずっとジェスに抱きしめられたまま、話を聞いていたら
みんなの温かさが心にしみて、頬を何かが伝った
京「A、泣かないで、絶対離れないから」
『……うん、ありがとう』
そのままジェスの肩を濡らして泣き続けた
田「A、落ち着いた？」
こんなにしっかり泣けたのは、今が初めてで
それを分かったように、彼らは落ち着くまで待ってくれていた
高「A、約束して欲しい、なんでもいい、何かあったらすぐに連絡して」
森「っていうか、何も無くても普通の友達みたいに連絡してよ」
ジ「昔みたいに話そうよ、HAHA」
そう笑うジェスに私もつられてふふっと笑った
松「やっと笑った、あなた笑ってたら可愛いんだから、ずっとそれでいなさいよ」
京「そうそう、A可愛いからさ」
その後は昔に戻ったように話すことが出来て
久しぶりの親友との再会を楽しんだ
約束通り、2時間が経つ頃
田「じゃあ、もうそろそろ帰るわ」
『うん、忙しいのにごめんね』
森「謝んないで、俺たち親友じゃん、ありがとうでいいんだよ」
『うん、ありがとう』
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鼎(プロフ) - りんごチョコポップコーンさん» コメントありがとうございます！ゆっくりになりますが、お楽しみください！ (2023年3月5日 14時) (
レス) id: 132f7c277f (このIDを非表示/違反報告)
りんごチョコポップコーン(プロフ) - コメント失礼します！これからお話がどう進んでいくのか気になります！作者様のペースで頑張ってくださいませ！ (2023年3月5日 11時) (レス) @page46 id: 61d7d12311 (このIDを非表示/違反報告)
鼎(プロフ) - うな！さん» コメントありがとうございます！ゆっくりではありますが、頑張ります！ (2023年2月28日 21時) (レス) id: 132f7c277f (このIDを非表示/違反報告)
うな！ - このようなお話大好きなので、完結するまで見届けたいなと思っております！主様のペースで更新頑張ってください！無理はなさらず！！ (2023年2月28日 21時) (レス) @page44 id: 4785f44992 (このIDを非表示/違反報告)
鼎(プロフ) - エビピラフさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！まだまだ未熟ですが、更新頑張ります！ (2023年2月4日 12時) (レス) id: 502fd21f62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼎 | 作成日時：2022年12月24日 0時
