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『何、亮平くん』
阿「あ、あのさ、聞きたいことがあって.....」
『その感じ、ここでは話せないみたいだね』
うん、そうだね、、と言う亮平くん
『分かった、じゃあ、、亮平くんの部屋にしよ』
最初は私の部屋にしようと思ったけれど
今、私の部屋には色々な書類があるから彼に見つかったら困る
阿「分かった、そうしよっか」
先に階段を上っていく亮平くんを追いかけるように、階段を上った
『お邪魔します、』
阿「適当に座って、あぁ、ベットとか」
部屋に入ると、珍しく片付いていない部屋
床にまで広がった何かの紙
『亮平くん、どうしたの？』
阿「今の担当患者さんの合う薬がなくて、どうにか出来ないか考えてるんだよね」
『どうにもならなそうなの？』
阿「いや、まだ小さい子だから大人のやつだと、強いし、でも子供用は合わないんだよね」
『そっか.....でも大丈夫だよ、うん、亮平くんがこれだけ考えてくれてるんだもん』
阿「そうかな、」
.....お医者さんも大変だよね
患者さんが大変って思うけど、お医者さんが居ないと、どうにもならないもんね
『それで、話って何？』
阿「そうそう、A、手、貸してくれない？」
『ん？いいけど』
そう言ってベットに座っている私の前に立つ亮平くん
手を出すとその手を握って何かを確かめているみたい
『何かあった？』
阿「いや、さっき食べてる時に、震えてるように見えたから」
まずい
『いや、大丈夫でしょ？今痺れてないし、さっきも痺れてなかったよ』
見間違いじゃない？と言うと、そっか、ごめんねと手を離した
緊張した……顔赤くなってないといいけど
『亮平くんこそ、大丈夫、、？』
なんか、悲しそうだけどと言うと
阿「嘘、ほんと？」
まじかぁ、そんな顔に出やすいかな、気を付けなきゃと言う彼
少し考えて、本当はねと話し出した
阿「先輩の担当患者さんの病気がどうしても引っかかってて」
「その先生はすごく腕がいいんだけど、その患者さんはもうどうしようもないらしくて」
「俺は全く関係ないんだけどね」
と眉毛を八の字にして教えてくれた
『これも、その患者さんについて調べてたの？』
阿「ううん、これは全く関係ないよ」
ほんとに俺の患者さんと言う亮平くん
阿「ほんと、Aは昔から俺の変化にすぐ気づくよね」
……そりゃそうでしょ、昔から亮平くんしか見てこなかったんだからさ
『分かるよ、だってお兄ちゃんだもん』
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鼎(プロフ) - りんごチョコポップコーンさん» コメントありがとうございます！ゆっくりになりますが、お楽しみください！ (2023年3月5日 14時) (
レス) id: 132f7c277f (このIDを非表示/違反報告)
りんごチョコポップコーン(プロフ) - コメント失礼します！これからお話がどう進んでいくのか気になります！作者様のペースで頑張ってくださいませ！ (2023年3月5日 11時) (レス) @page46 id: 61d7d12311 (このIDを非表示/違反報告)
鼎(プロフ) - うな！さん» コメントありがとうございます！ゆっくりではありますが、頑張ります！ (2023年2月28日 21時) (レス) id: 132f7c277f (このIDを非表示/違反報告)
うな！ - このようなお話大好きなので、完結するまで見届けたいなと思っております！主様のペースで更新頑張ってください！無理はなさらず！！ (2023年2月28日 21時) (レス) @page44 id: 4785f44992 (このIDを非表示/違反報告)
鼎(プロフ) - エビピラフさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです！まだまだ未熟ですが、更新頑張ります！ (2023年2月4日 12時) (レス) id: 502fd21f62 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鼎 | 作成日時：2022年12月24日 0時
