ごめんね、ありがとう,

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〈もしもし？？？？？？？？？〉


《はい、Aです》


〈ちょっとどういう事？〉


10分後ぐらいにあの人から電話がかかってきた

全員あの人の家にいるらしい


《急な報告になってごめん、私も今日聞いたばっかりで、よく分かってないの》


〈ちゃんと顔みて話したい〉


次の休み空いてない？とか、久しぶりの連絡であれだけ送ってくるな！とか

色々向こうから声が聞こえてくる


《私ずっと暇だから、いつでも会えるよ、そちら側の都合がいい日で》


そう言うと、は？学校は？と言う彼ら


《病気発覚して、いじめとかあったから退学したの》


やっと退学したか……ずっと心配だったんだよという声

彼らにはずっと相談していたから、すごく心配をかけていたんだなと反省


〈今週の木曜なら全員で集まれる〉


《OK、どこがいいかな？》


君たち有名人でしょと言うと、まじで友達ぐらい簡単に会いてぇよと言う彼ら

友達と言ってくれる人がいるのがただただ嬉しかった


《ありがとう……》


〈何が？〉


《なんでもない、そうだ、うちに来たら？》


結城さんは私たちの関係知ってるし、確か木曜日はみんな居ないから、来れるよと伝えると

ならお願いできる？と言う彼ら


〈午前中に2時間ぐらいお邪魔させてもらおうかな〉


《うん、そうやって伝えておくね》


〈よろしく〉


そう言って電話が切れた

少し方の力が抜けたように思えた

もうそろそろ下に降りようかな……旅行の話もしたいし

足が痺れてるから、ちょっとゆっくりしよう

そう思っていたら、ドアをノックする音がした


友「Aちゃん！大丈夫？」


ゆっくりで心配になっちゃったから来たと言う彼女

うん、痺れは治まった


『心配かけてごめんね、いま行くところだったの』


ドアを開けるとこちらを見上げる友希ちゃんが居た


友「もう！照くんたちは降りてきたのに、全然降りてこないから心配だったんだよ」


とほっぺを膨らませる友希ちゃん


『ごめんごめん、電話してたの』


友「あ！キャンプ一緒だったお友達？」


『そうそう、お礼を言っておこうと思って』


えぇ、友希も喋ってみたかったと言う彼女

流石にそれは、あなた倒れるんじゃないかしらと思うけれど、それは隠してそうだねとだけ言った

下に降りると、蓮くん、辰哉くん、大介くん、涼太くんがいなくて

仕事から帰ってきた亮平くん、翔太くん、照くん、ラウちゃん、康二くんが居た

結城さんは料理中らしい

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