先生、助けてください。(切実)

１冊目 ページ2

※文アル表示→例)太宰(先)

Aside

『芥川さ………太……ざ……！』

太宰(先)「A！」

『ごめ、ん……なさ……』

太宰(先)「動くなっ！傷が広がる！今運ぶからっ……」

芥川(先)「A君っ………」

『あーあ、…………やっちゃ、ｺﾞﾎｯいましたよ……本当に、なさ、ｺﾞﾎｯ、けないですっ……ねぇ』

芥川(先)「なん、でっ……」

『も………う、…手遅、れ、です、……からっ』

太宰(先)「なんでっ……なんで庇った！？」

芥川(先)「僕は………」

『また、……転生してっ………やり、ますよ』

太宰(先)「ムリだよっ……」

『諦めっ……ないでくだ、さいよ！』

芥川(先)「ごめんっ……ごめんっ……ごめんっ」

『謝ら……ないで、くだっ…さい！』

芥川(先)「なぜ、？僕は……君を、」

『今、の貴方が………たとえ、侵蝕者であっ……ても、私は、私っ達………は、』

太宰(先)「分かってる！分かってるから！いうな！もう！まだ、助かる！だからっ」

『あり、がと………う、ございま、すっ！！』

芥川(先)「A君ッツツツ!!!!!!!!!!」

今できる、精一杯の笑顔で笑う。

あの人達へ向けて。









＿＿＿＿さようなら、









だなんて考えていた私が馬鹿だったんですかね？

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