元ミカグラ学園生徒、現ミカグラ学園講師達【ビミィ】

徹底研究書　2P ページ4

ASIDE





「ふぁ〜あ…っ」


あー、お腹空いた。
もう12時過ぎたしな。


「コレは…そう、例えるなら！

芳しい腐りかけのメロンの様な匂い！？
」

「(ｷﾞﾘｯ!)」


…あぁ、今日入試だったな。


「おーい、クルミー！」

「(！)…A。貴女、私のメール見たの？」

「(？)あ、うん」

「『入試の間は部屋から出るな』って意味よ、アレ」

「そんな事どこにも書いて無かったよな！？
そんな事分かる文章じゃなかったよな！？」


酷ぇよ理不尽だよ鬼畜だよ！


「うわぁぁぁぁぁっ！
美人！女神と同じ位に！
第2の女神、いや大聖母！」

「…え、何誰」

「受験生。一宮エルナ」


おぉ、コレが本家の…
相当残念だな。


「あのっ、お名前！教えて下さい！」

「み、御神楽A…」

「Aさん！なんて素敵な名前！

はっ、御神楽！？もしや女神の親族！？」

「そ、そうだけど…

(ｸﾞｷﾞｭﾙﾙﾙﾙﾙ〜)あ、忘れてた。
んじゃーな」

「あ、ちょっと、A！」


あー、聞こえない聞こえなーい。
どうせ、”アイツ”と会えって話だろ？
嫌だね、そんなの。

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