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ジンホ先輩の女遊びが酷いという記事が世間に知れ渡ると、先輩の人気はがた落ちし、仕事もろくに入らなくなったみたいで、毎日のように脅迫の電話が掛かってくる。
MR「大丈夫？」
『大丈夫です、あ、さっきの振りなんですけど...』
私に関しては記事が出ていないので私が今変に落ち込んでいたらオンニたちに無駄な心配をかけてしまうから、もっと歯を食い縛らないと。
『ナリオンニ、ここってどうやったら綺麗に見えますか？』
AT「あ、そこちょっとやりにくいのよね」
大丈夫、がむしゃらに練習をすればその間だけでも彼のことを考えなくて済むから。
あの一瞬を一生背負っていくなんて、私には耐えられそうにもないけど、チャニもいるし。
今は立てるステージで誰よりも輝くのが私のやるべきことなんだ。
負けるな、絶対、その時のことはその時に考えて。
そうやって自分に圧を掛ければ掛けるほどどんどん潰れていくような気がしていた。
練習を終えて事務所を後にしようとすると後ろから誰かに肩に手を置かれた。
MG「お疲れ」
『ありがとうございます』
あんなことがあった後なのに先輩の態度はまったく変わらなくて。...いや、少し変わったかもしれない。今こうやってさりげなく肩に手を置いてくるところとか、毎日大丈夫？なんて電話をくれるところとか。
好きで好きで堪らないし、大好きな人にこんなに大切にされているのに、まだ脳裏にはしっかりと焼き付いていて。
タイミング悪く、微笑んだミンギュ先輩を前にしてまた携帯が震えた。
『もしもし､、？』
「あ、Aちゃん？ねえねえいつになったら会ってくれるの？」
『え、あ、あの今は忙しくて』
「うーん、Aちゃんは売れっ子だもんね？」
こうしてジリジリと精神を削らされる度に自分でも酷い顔をしているのがわかる。
異変を感じ取り、彼は怪訝な表情を浮かべた。
ダメ、彼だけは。
彼の手が私の携帯に向かって伸びようとしたその時。
WW「おい、練習始まるぞ」
MG「ヒョン...！」
ウォヌ先輩はミンギュ先輩の背中を強めに押し出すと、ひょいと私の携帯を取り上げた。
『ちょっと、先輩...！！』
WW「あんた、取引しよう。Aの写真とお前がやってきた悪事の証拠と」
え、どういうこと...？
ウォヌ先輩は、あのことを？
WW「物分かり悪いな...刑務所入るか、言うこと聞くかどっちかしかねえんだよ」
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犬歯(プロフ) - ダッツさん» あたたかいコメントありがとうございます(´；ω；`)自分で話がまとまらず長編に向かないなあ...と思いますが、応援してくださっている方がいるとわかるとものすごいエネルギーになります！大好きなんて言ってくださってありがとうございます〜！もっと頑張ります！ (2017年3月24日 13時) (
レス) id: 3bcebd3511 (このIDを非表示/違反報告)
ダッツ(プロフ) - 眩暈、本当に本当に大好きで更新をいつも楽しみにしております！！！ ミンギュの男前さ〜！最高です(;_;) これからも陰ながら応援してます。更新大変かと思いますが、頑張って下さい…！ (2017年3月22日 8時) (レス) id: 4971af9dde (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2016年10月26日 23時
