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DK「A！一位候補だって！！」
『本当ですか？！』
DK「うん！Aと俺一人の力だけでここまで来たと思うとグループの活動よりも緊張してきた...！」
『わ、私もです...！！頑張りましょう！』
ドラマも佳境に差し掛かった頃、漸く時が来たみたいだ。この曲に携わったすべての人が真剣で、死ぬ気で、熱くて。
絶対に一位を貰いに行きたい。
その日ばかりはものすごく調子が良かった。
ソクミンオッパと重なった心地よい音色がすっ、と抵抗なく耳に入ってくる。
私にはこういう手段でしか貴方に気持ちを伝えられないのだな、と感じると少し胸が苦しくなった。
一位発表の時、ソクミンオッパの名前が呼ばれて呆然と立ち尽くしていると、彼がふわりと背中を軽く叩いてくれた。
そうか、一位獲れたんだ...
マイクを向けられ、ベガさんはどうですか？という司会の声が聞こえてマイクを手に取った。
『ええ、沢山の評価をありがとうございます。少しでもドギョムさんのお力添えができていたら幸いです。CARATの皆さんにも私の声を少しでも愛していただけると嬉しいです。製作に携わったウジ先輩はじめすべての方々に感謝します！』
歌っていれば気にならないけれど、喋るときに声から特定されやしないだろうか、とヒヤヒヤしながら低めに声を出した。
楽屋に戻ると、活動終わったら打ち上げだね！なんてソクミンオッパに声を掛けられて返事をすると、スケジュールがあるらしいソクミンオッパは足早にテレビ局を後にした。
この後はスケジュールがないので、ゆっくりと片付けをする。
フードとサングラス、マスクをしてテレビ局から出てバンに乗り込んだ。
何気なく携帯を開くと、カトクが数件。
「お疲れ、ジンホだよ」
連絡先を教えた記憶のない彼からのメッセージに小さく悲鳴を上げた。
マネオッパがどうした？なんて聞いてくるから少し上ずった声でなんでもない、と答えた。
なんで...？
「あ、見てるじゃん(笑)なんで無視するのー？」
どうしよう。
その日は怖くなって、ミンギュ先輩からのお祝いメッセージが来ていたことにも気付かずに携帯の電源を切ってしまった。
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犬歯(プロフ) - ダッツさん» あたたかいコメントありがとうございます(´；ω；`)自分で話がまとまらず長編に向かないなあ...と思いますが、応援してくださっている方がいるとわかるとものすごいエネルギーになります！大好きなんて言ってくださってありがとうございます〜！もっと頑張ります！ (2017年3月24日 13時) (
レス) id: 3bcebd3511 (このIDを非表示/違反報告)
ダッツ(プロフ) - 眩暈、本当に本当に大好きで更新をいつも楽しみにしております！！！ ミンギュの男前さ〜！最高です(;_;) これからも陰ながら応援してます。更新大変かと思いますが、頑張って下さい…！ (2017年3月22日 8時) (レス) id: 4971af9dde (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2016年10月26日 23時
