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『顔バレダメ、っていう徹底ぶりに頭が上がりません』
DK「なにそれめっちゃウケる」
私の顔には目を覆う仮面、メイクさんはリップだけで良いから楽だわ〜なんて言っていたけど、MカはMCなんですけど...
髪の毛は、ブロンドのウィッグ。
最近のウィッグには感心するくらい違和感を感じない。
廊下ですれ違うアイドルの皆さんも物珍しそうに首を傾げていく。
『くれぐれもパンドラとかAとかって呼ばないでくださいね』
DK「ベガね、ベガ！」
『バレたら私じゃなくてマネオッパが怒られそう』
DK「えーと、プレディス所属のデビューを控えた候補生って設定？」
『そうです』
そうしたら、世間の予想はプレディスガールズ...ああ、プリスティンに変わったんだよな。
プリスティンに注目が行くから、っていう策士的なダミーだよな...
DK「リハ行こうか」
『はい』
あまり聞かされてはいなかったけど、小さい(とは言え大道具)お城のようなところに私が立っていて、サビあたりから降りてきてソクミンオッパと見つめあって歌う、らしい。
こんな仮面の女と見つめ合うっていうのも、よくわからない話だけど...
DK「そんな顔で見られたら笑っちゃうんだけど」
『わかってます、私もそう思います』
仮面の女と今をときめくセブンティーンのメインボーカルが見つめ合うというよくわからない状況に二人で笑い、ステージを後にした。
絶対ぽっと出のベガのファンっていないから、客席はカラットちゃんで埋まるんだろうな...
本番はいつも通り、立ってしまえばすぐに過ぎてしまって。
主張は押さえて、あくまでも引き立てよう、というのがこの活動の私の目標。
こうして歌ってみるとMISSでは思い切り歌わせてもらっているんだなあ、とひとりで感動していた。
ステージから捌けると急いで楽屋に戻り、メイク、ヘアセットを施してもらう。
いくらなんでも、無茶じゃないか...とも思うんだけど、MCを休まれるくらいなら、とミンギュ先輩とソクミンオッパで一旦はMCをまわしている。
急いでステージに向かうと、小さく「お疲れ」と微笑むミンギュ先輩と目が合って、思わず渡されたマイクを握り締めた。
DK「ここで前の仕事を終えたパンドラさんの登場ですね！」
『エーイ、移動中バンの中で見てましたよ！ドギョムさん、初のソロ活動の手応えはどうですか？』
なんとか、無理矢理MCを繋いだ。
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犬歯(プロフ) - ダッツさん» あたたかいコメントありがとうございます(´；ω；`)自分で話がまとまらず長編に向かないなあ...と思いますが、応援してくださっている方がいるとわかるとものすごいエネルギーになります！大好きなんて言ってくださってありがとうございます〜！もっと頑張ります！ (2017年3月24日 13時) (
レス) id: 3bcebd3511 (このIDを非表示/違反報告)
ダッツ(プロフ) - 眩暈、本当に本当に大好きで更新をいつも楽しみにしております！！！ ミンギュの男前さ〜！最高です(;_;) これからも陰ながら応援してます。更新大変かと思いますが、頑張って下さい…！ (2017年3月22日 8時) (レス) id: 4971af9dde (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2016年10月26日 23時
