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『オンニ、大丈夫ですって。』
MR「うん、わ、わかってるよ、！」
AP「オンニィ、帰ったらチキン食べたい。」
AT「ローズ、今から本番なのに、言うことおかしい。」
『私、このステージ怖くもあり、楽しみでもあります。音外したらどうしようって、だけど、オンニ達とここに立てること、何よりも嬉しいし、誇りです。私たち、皆頑張ってきたでしょう？誰が叩けますか？絶対、成功させましょう、ね。』
MR「あーん、もう。リーダーなのにしっかりしなきゃ。ありがとう、A！自分達信じて、最高のステージにしよう！！」
ざわつく会場。
忙しない舞台裏。
はけてくるアイドル達。
きっと、何年もすれば何とも思わなくなるのかも知れない。
でも、いつだって足下しっかり見据えて、緊張もこのスタジオも、大切にしたい。
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You can't miss! Don't miss us! MISS fighting!
掛け声をして、舞台に上がる。
大丈夫。
目を閉じて、ゆっくりと開く。
真っ赤に染まった唇をすこし開ける。
‘missing tonight’
冷んやりと静まった会場に私のコーラスだけが響く。
きゅっと唇を結んで、ナリオンニが振り返って呟く。
‘私を見つけられる？’
すると、大好きなローズオンニの曲がかかる。
一気に会場が熱を帯びるのが分かる、楽しい、楽しい！！！
‘時間が私を忘れさせるの？終わりという終わりもないままいつまでも冷たい床に横たわる’
なるべく、笑わない。
私は今、悲しいのに、泣けない人形。
気が付けば、いつの間にか舞台裏にいて、ああ、もう終わっちゃったんだなぁって。
どくん、
どくん、
目の前にはご丁寧に笑顔を添えた貴方がいた。
「お疲れ、凄く良かったよ」
前は想像もつかない、テレビで見ていた、画面越しに私の心臓を撃ち抜いた彼が、そこにいる。
『ありがとうございます、…ミンギュ先輩』
「あはは、かったい(笑)…マジ、俺の二個も下なの？」
ずきん、
『…残念ながら、ヌナ、ではありません』
「…ふ、とにかくお疲れ。綺麗だったよ」
ポンっと私の頭に一度手を置いて彼は戻ってしまった。
「お疲れ、綺麗だったんじゃないの」
『もう一回言ってみろ、どの口が言ってんだイチャンの野郎』
「おー、怖い。あのね、ヒョン、ずっと口開けてA見てたよ、マジ。」
『う、嘘だ！な、な！し、ぬぅ…』
「ヒョンの為にヌナ化しようとする乙女最高だね」
『ねえそれ褒めてる？』
チャニは何でも話せる親友。
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犬歯(プロフ) - ダッツさん» あたたかいコメントありがとうございます(´；ω；`)自分で話がまとまらず長編に向かないなあ...と思いますが、応援してくださっている方がいるとわかるとものすごいエネルギーになります！大好きなんて言ってくださってありがとうございます〜！もっと頑張ります！ (2017年3月24日 13時) (
レス) id: 3bcebd3511 (このIDを非表示/違反報告)
ダッツ(プロフ) - 眩暈、本当に本当に大好きで更新をいつも楽しみにしております！！！ ミンギュの男前さ〜！最高です(;_;) これからも陰ながら応援してます。更新大変かと思いますが、頑張って下さい…！ (2017年3月22日 8時) (レス) id: 4971af9dde (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2016年10月26日 23時
