10 ページ13
.
『え、、あ、はい！』
MG「うん、待ってるね」
『はい、帰ったら、れ、連絡します』
MG「うん、あ。もうこんな時間か〜、ヒョン達怒るから帰るね、お疲れ様」
『ありがとうございました、お疲れ様です』
MG「ソクミンとの曲、楽しみにしてる」
『わ、わたしもカムバック楽しみにしてます、おやすみなさい！』
MG「じゃあ、頑張っちゃお。おやすみ！」
あぁ、好きだなー
早く先輩にカトクしたいから頑張っちゃおうっと。
先輩から元気を貰った私は考えられないくらい集中力を発揮して取り敢えず仮でも、終わらせた。
『ひゃー、早く帰らないと怒られる！オッパ迎え来てくれるかなー、、』
流石に日付け跨いだら無理だよね、財布持って来てて良かった。
タクシー拾って帰ろう。
オンニに連絡しようと思って携帯開いたら通知とんでもなかった…
私が帰り遅くなるの初めてじゃないし寧ろ多い方なんだけど、やっぱり心配してくれてるんだよね…
事務所を背に大通りへ向かいながらリセオンニに電話を掛ける。
『オンニ、ごめんなさい、今日ばっかりは全然時間経つの気付かなくって。大丈夫、心配しないでください、タクシーで帰りますね』
受話器の奥でオンニの安堵の溜息が聞こえた。
『ダメなマンネでごめんなさい』
しょんぼりして言うと、そうじゃないでしょ、自慢のマンネよ。無理しすぎて体壊すのが心配なだけ。って優しい声で言ってくれたオンニ。
『私のせいでこんな時間まで起きてるんですよね、寝てて大丈夫です。ありがとうございます』
そう言うと、じゃあおやすみって言ってくれた。
なんとかタクシーを捕まえて、宿舎まで着いた。
ポケットを漁るとのど飴が入っていたので運転手さんにあげることにした。
『ありがとうございました。あの、夜遅くまでお勤めご苦労様です、こんなのしかないですけど、頑張れの気持ちです』
と遠慮がちに言うと運転手さんはニッコリと笑って受け取ってくれた。
「そっちこそ、大変だねぇ、よーわからんけど、アイドルなんやろ。孫が好きでね、会ったら自慢するわー、じゃあ頑張ってな、お嬢ちゃん」
なんか、すごくほっこりした。
こうやって会った人が頑張れって言ってくれるの、力になるな…
まだ不慣れな手付きで宿舎の鍵を開ける。
『ただいま』
そう呟いて急いでシャワーだけ浴びて自室に戻って携帯を開く。
『っあー、何て送れば良いの？』
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 263人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
犬歯(プロフ) - ダッツさん» あたたかいコメントありがとうございます(´；ω；`)自分で話がまとまらず長編に向かないなあ...と思いますが、応援してくださっている方がいるとわかるとものすごいエネルギーになります！大好きなんて言ってくださってありがとうございます〜！もっと頑張ります！ (2017年3月24日 13時) (
レス) id: 3bcebd3511 (このIDを非表示/違反報告)
ダッツ(プロフ) - 眩暈、本当に本当に大好きで更新をいつも楽しみにしております！！！ ミンギュの男前さ〜！最高です(;_;) これからも陰ながら応援してます。更新大変かと思いますが、頑張って下さい…！ (2017年3月22日 8時) (レス) id: 4971af9dde (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時：2016年10月26日 23時
